波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

ALWAYS 続・三丁目の夕日

2007-11-18 00:33:12 | Weblog
こんばんは、白黒茶々です。
今回は、現在上映中のこの映画にまつわる話をしようと思います。 この作品は昭和34年の東京が舞台で、そこに住む家族とその周りの人々の物語です。ちなみに私は、その前作の「三丁目の夕日」で感動したタチなので、その続編となる今作も最初から観に行くつもりでいました。



「続・三丁目の夕日」への道は、お買い得な前売り券を手に入れるところから始まりました。 「上映開始の一週間前ぐらいになれば、チケットぴあの看板のあるコンビで買うことができるだろう」そう思っていた私は、さっそくサークル○に行ってみました。ところが「検索をかけてみたのですけど、見当たりません」と言うのでした。 「ま、まあいいでしょう、たまにはこんなこともあるさ 」 安易な気持ちで二件目の○ァミリーマートに飛び込んでみたのですけど、結果は惨敗。 「ひょっとしたら、まだ発売されていないのかも」そう思った私は上映3日前までこらえておいて、今度はサンク○に当たってみました。………しかし、そこの店員さんの口から非情な言葉が。 「ありません」
もともとこの映画の前売り券なんて存在しないのでしょうか?その時はそうとしか思えませんでした。

そのような中で、「セブンイレブンでその映画の前売り券のポスターを見たよ」という情報を手に入れました。そういえば、そのお店は今までチェックしていませんでした。 さっそく言われたとおりにそのお店に行ってみたところ、本当に目的のものがありました。 「これで文句なく映画を観に行くことができる 」それは上映前日のことでした。



とかなんとかやっている間に、義理の兄はセブンイレブンで「続・三丁目の夕日」のキャンペーンの初代クラウンを手に入れていました。 彼はその映画には興味がない様子でしたけど、プレミアの付きそうなこの車には関心があるみたいでした。劇中では川渕康成社長が乗っていたこのクラウン。私は彼にお願いして、その写真だけを撮らせてもらいました。

そして我が家が映画を観に行く日になりました。 私はその日の朝4時半に起き、指定席を取るために7時半には映画館に並んでいました。 「ネットで席を取ったほうが早いのでは 」と思われた方もいらっしゃるとは思いますけど、私はそれに必要なカードを持たない主義なので、敢えて手間暇のかかる方法を選んだのです。 「わたしゃ、映画館のほうで決められた席に座らされるこのシステムがどーしても許せなくて 」私の親兄弟は、映画館で最近増えてきたこのやり方に耐えられなくて映画離れしているみたいです。 昔からなじみのあった自由席が基本の○○座や○○劇場といった名前の映画館はことごとく閉鎖の運命を辿ってしまったのでしかたがありません。本当に寂しい限りです。

そうそう、最新式の映画館でレトロな内容の映画を観る話でしたよね。いつもだったらその映画館は8時には受付けが始まるハズなのに、その時間になっても全く開く気配がありませんでした。 そして9時になってようやく動きが見られ、やっとのことで前売り券を観覧希望の午後の指定席券と交換してもらうことができました。 私はそのあとは一時帰宅し、午後まで仮眠を取って過ごしました。 そして午後3時過ぎに再び映画館に現れたといった流れです。

………こうして全体的な流れを見ていくと、かなり無駄な動きが多いような気もするのですけど、ま、まあこうして希望の時間に希望の映画を観ることができるようになったのでよしとしておきましょう。 前置きが長くなってしまいましたけど、このあとは映画の内容に触れてみたいと思います。



これはまだ人が入る前のスクリーンですけど、その数分後には客席がギッシリと埋まり、映画が映し出されました。さて、「続・三丁目」はどんな話なのでしょうか?
………まずは違う映画かと思われるような始まり方をしていて、私は度肝を抜かれました。 まだ観ていない方たちのためにもネタバレになってはいけないので、ここでは具体的には教えることはできません。 気になって仕方のない方は、ぜひ映画館へ。 話の内容自体は「三丁目の夕日」の続きですけど、単品でも楽しめると思います。なぜなら、私も「ハリーポッター」や「スターウォーズ」は2作目から入っていったタチなので。 やはり同じ人が作っているということもあって、前作と話の展開のしかたが重なるところもあるのですけど、今回も笑いあり涙ありの素晴らしい出来でした。 また、見終わってから「家族っていいな~」とつくづく思ってしまいました。



家に帰ったら、さっそく箔に映画の自慢をしてあげましょう。パンフレットを片手に得意げに話す私を横目に、箔はなぜかしけた顔をしていました。 そりゃ~私も、昭和20~30年頃に日本スピッツが全国的に流行っていたこともあってその登場を期待していたのですけど、今作もその出番はなかったのですけどねぇ。 その代わり、柴系の雑種と思われる犬が「タロ」と名付けられてその後宅間先生に飼われたじゃないですか タロといえば、その頃ジロとともに南極で生き残っていたあのワンコですよ。 ワンコの形状といい命名法といい、ウチに昔いたタロとほとんど一緒ですよ。 とにかく私にとってこの映画は、かなり感慨深いものとなりました。

その翌日、私は親兄弟に「続・三丁目の夕日」の感想を伝えることになったのですけど、………
「どんな映画だった?」
「ま、まあ良かったよ」
「小雪と吉岡はくっついた?」
「(それは役名ではないのだけど…)いきなり核心に迫るのかいっ 」
前作には否定的だった親兄弟にはうまく感動を伝えることができませんでした。

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15 コメント

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映画館久しく行ってません (アクアマリン)
2007-11-18 00:59:03
長年続いた地元のオデオン座もなくなってしまいました。
私のように映画館にあまり行かない人種が増えてしまったせいなのでしょうね。
その点白黒茶々さんは、そのような努力をされてまで足を運ぶなんてすごいです。
映画という文化の存続にきちんと貢献しているんですもんね~。

ところで、私は吉岡君が昔から苦手です。
それだけの理由でこの映画もたぶんダメでしょう。
どんなにいい映画といわれても役者さんが生理に合わなくて、パスというのはけっこうあります。
デニーロもその一人です。
あの人の笑顔がどうしてもダメなの~~~
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映画館 (小梅ママ☆)
2007-11-18 17:59:40
「続・三丁目の夕日」見に行かれたんですね
吉岡君と小雪、どうなりました?とわたしも聞きたいです(笑)
前作をテレビで見てちょっと気になっていますが
映画館に行く気になれません
実は映画館そのものが苦手なんです
狭い椅子に何時間か座っていることに耐えられないのです
今は昔よりは快適な空間になっているようですが
やっぱり苦手意識は残っています
旬は逃すけれど、後から家のテレビの前で寛ぎながら
見る派です
泣いたり笑ったり
知らない人の中ではできない性質なんです
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映画大好き (さくらmama)
2007-11-18 18:30:00
箔ちゃんのパパさんは、スポーツもなさるしご趣味も多彩ですね。
私は若いころは、スケートからサーフィンまでいろいろやりましたが、今はぜんぜんです。二人目を産んでからは一年に一回くらいスキーに行くくらいですね
さて、今となっては趣味も少なくなってしまった私は映画鑑賞とサッカー観戦が趣味です。
映画はやっぱり映画館じゃないと、実生活をしている家でDVDをみても盛り上がれません。

この映画は見なくっちゃ。一作目の最後では小雪ちゃんがどうなるのかが一番心配だったもの~。
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アクアマリンさん♪ (白黒茶々)
2007-11-18 18:42:40
映画館の栄枯盛衰からも時代の流れを感じますね。
私が小さい頃に連れて行ってもらった映画館もことごとく閉鎖の憂き目に会っています。
とはいっても、最近ひと手間をかけて映画を観に行くのは、せいぜい年に一度か二度ぐらいなのですけど。

吉岡君の役どころは、この映画ではほとんど彼を中心として話が進んでいるので、欠かすことはできません。 しかし、私はよく考えてみたら「続・三丁目」以外で彼の演技を見たことがありませんでした。「北の国から」「Dr.コトー」、………
やはり他でも個性派俳優なのでしょうか?
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小梅ママ☆さん♪ (白黒茶々)
2007-11-18 18:53:57
「続・三丁目の夕日」、また大ブレイクするといいのですけど。
CMでは特急こだまに泣きながら乗っていたヒロミさん(小雪)、彼女がその後どうなるかというと………ここから先はスミマセン、秘密です。 少なくとも茶川(吉岡秀隆)が地面にスッテンして「ヒロミ~ 」と叫ぶという展開ではありません。

映画館と茶の間のテレビ、それぞれいいところがあるので、どちらを選んでもいいと思います。
続きが気になる人のためにも、この映画が早くロードショーになるといいですね。
それまでネタを伏せておかなければならないのがタマにキズなのですけど………
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さくらmamaさん♪ (白黒茶々)
2007-11-18 19:02:17
私はスポーツのほうはやるよりむしろ観るほうです。 しいて言えば、スキーが好きで年に何回か滑りに行っています。そろそろそんな時期になりますよね。

映画館は確かに席を確保するまでが大変ですけど、そこでみると臨場感が違いますよね。 それでも私はDVD化した前作でも、ウルッときてしまいましたけど。
それから、茶川(吉岡秀隆)とヒロミ(小雪)がその後どうなるのかはやはり映画館でお確かめくださいませ~
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Unknown (pittu)
2007-11-19 21:43:54
こんばんは!
私も 先日観てきましたよ♪
なかなか 楽しかったです。

映画の内容より 観客の団塊の世代夫婦(我が家も・・・)の多さに びっくり!
皆 懐かしそう・・・。
本屋に 立ち寄ったら 昭和関連の本が びっしり。
そんなに良い時代だったかなぁ???

今のほうがいいでしょう。絶対!
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pittuさん♪ (白黒茶々)
2007-11-20 00:04:30
pittuさん、こんばんは~
pittuさんもご覧になったのですか。この映画を観ると、本当に三丁目の住人に再び逢いに行ったような気分になりますよね。

私が観に行った日も映画館は満員御礼だったのですけど、その観衆の内訳をチェックしておくのを忘れていました。 それでも、小学2年生のたつぴも映画の内容にご満悦でしたよ。

昔と今とではどちらがいいのか………う~ん、難しい問題ですね。考え方はいろいろとあるのですけど、昔のあの時代があったから今があるということを忘れてはいけません。できることなら、いいとこ取りをしたいです。
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観たいわ~ (viviママ)
2007-11-20 21:07:06
三丁目の夕日・・・
なんともレトロな感じが良かった~
私が幼少時代育った時代背景がぴったりで
懐かしく観たので
続編も必ず・・と思っていたのに
仕事忙しすぎて レンタルDVDになりそうよ~
劇場でみるべきでしょうか?
それとも DVDで充分?
それだけでいいので アドバイスをぉ~~~
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viviママさん♪ (白黒茶々)
2007-11-21 00:10:58
この映画に映し出される風景は、ほとんどCGや模型をうまく組み合わせて作っているみたいです。その技術力のスゴさには驚きました。

さて、劇場とDVDの違いですけど………
劇場の場合…  大勢の観衆の中でみんな揃って感涙する
DVDの場合… 茶の間で一人静かに感涙する

といった感じでしょうか。あと、劇場ではもう数ヶ月は観られると思うのですけど、DVDができあがってくるまでは1年ほど待たされると思います。
ちなみに私は前作を両方で堪能しました。
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