波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

お城と金魚の里・大和郡山(近畿四城訪問その2)

2023-08-30 00:34:32 | お城

こんばんは、白黒茶々です。

前回からの続きで、私はお盆休みにお城を目指して電車旅をしています。 最初の目的地の二条城をあとにして、京都駅で奈良線に乗り換え、次に向かったところは………

大和郡山市にある、郡山城跡でした。 近鉄線の線路のすぐ向こうに、昭和62年(1987年)に復元された追手東隅櫓が見えるのですけど、行き方を誤るとなかなか近付けません。 はい、ン十年ぶりに訪れた私は勝手をすっかり忘れていて、かなり遠回りしてしまいました。

なんとかして追手門追手向櫓のある一角にたどり着きましたよ このあたりは、郡山城を代表する景観でもあります。

追手向櫓は昭和59年(1984年)に復元されました。 黒い下見板張りの建物は無骨で、見栄えがいいのですけど……… せっかくの景観が台無しになるので、そんなところに車を止めちゃダメ

追手門は、追手向櫓の前年に復元されました。 そうしたら、このあたりでこのお城について説明させていただきます。
郡山城は、天正8年(1580年)にこの地に移った筒井順慶が、大和国のお城を集約して築きました。 さらに天正13年(1583年)に入った豊臣秀長豊臣秀吉の弟で、長きにわたり秀吉を補佐。のちに大納言にまで出世)によって大改築がおこなわれ、その後増田長盛が城下町を整えました。

追手門の向こうにある印象的な建物は、城址会館にございます。 明治41年(1908年)に奈良県立図書館として奈良市に建てられ、昭和45年(1970年)に現在地に移築。県の有形文化財に指定され、土日に一部が開放されています。

毘沙門曲輪跡には、柳沢文庫があります。 こちらでは、のちに城主となった柳沢氏に関する史料や蔵書を見ることができるのですけど、この日からお盆休みに入っていました。

気を取り直して、2年前に復元されたばかりの極楽橋を渡って、本丸跡に入りますよ こちらの橋は、本丸登城のための正式な入口に架けられていて、復元されるまでは迂回しなければ本丸跡に入れませんでした。

天守台は崩落の恐れがあったので、平成25年(2013年)から4年かけて修復されました。 さらに「郡山城天守台展望施設」として開放されています。

この上には5層の天守が建てられたのですけど、徳川家康が築いた二条城に移築され、さらに淀城に移されたと云われています。 また、この石垣には平城京の羅城門の礎石と伝わる転用石などが使われているのですけど、そのあたりはチェックするのを忘れていました。 それでも、石垣に組み込まれた逆さ地蔵は見てきましたよ その天守台に上れば………

大和郡山市街の向こうに奈良市の街並みを臨むことができて、さらにそいつをズームアップしたら………

興福寺五重塔を確認することができましたよ

あと、緑曲輪麒麟曲輪の間にある松蔭堀も見てきました。 このあたりには数年前まで城内高校があって、その跡は公園として整備が進められていました。ところが、令和7年の春にオープンするまでは、立ち入り禁止となっていました。
郡山城をあとにした私は、大和路線などを使って………

和歌山市に入りました。 そうしたら、ホテルに入る前に晩ご飯を食べるのですけど、実は私にはすでに狙っているお店があるのですよ それは、和歌山駅から歩いていけなくもないところにある………

井出商店さんであります こちらは和歌山ラーメンの名店で………

すでに長蛇の列ができていました。 このあとはホテルでお風呂に入って寝るだけなので時間の心配をする必要はなく、気長に待つことができます。 それに、真夏とはいっても夕方から夜にかけての時間帯なので、熱中症になる心配もありませんし。 それから1時間近く経ったら………

ようやくお店に入ることができました。 注文は並んでいる間に聞かれたこともあって、ここから先の回転は早かったです。

ちなみに私は、特製中華そば(900円)に煮玉子(100円)をチョイスしました スープは豚骨醤油味で、麺とうまく絡み合っていました。 気になるそのお味は……… ずずず………
何これ あまりに美味し過ぎて箸が止まらない このような感覚は、滅多に味わったことはありません。 長時間並んだのに、10分もかけずに平らげてしまいました。 それでも、また和歌山に来たら食べておきたいです。

お腹も心も満たされた私は、今回の宿に向かいました。 昨年も1度予約し、紆余曲折の末に行き着いたところは………

CITY INN WAKAYAMA(シティ イン 和歌山)というホテルにございます。 画像は翌朝に撮ったもので、建物はちょっと古いのですけど、1泊朝食付きで男性専用の浴場も備えていて4810円と、かなりリーズナブルでした。

シングルの部屋はコンパクトなのですけど、これだけあれば充分でしょう。 キリがいい(?)ので、今回の日記は消灯とともに締めさせていただきます。 では皆さま、おやすみなさいませ。



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