波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

根津神社を目指して(谷根千お散歩オフ会その3)

2019-04-24 01:50:06 | ワンコイベントの類
こんばんは、白黒茶々です。
4月7日に、私・たつぴ・の白黒茶々家の2人と1頭は、福太郎さん夫妻と小太郎君梅太郎君、ゆきさん夫妻と雪丸君卯辰君らとともに、東京の谷根千(谷中・根津・千駄木)方面を散策しました。 前回は上野公園を出たところで終わっているので、お散歩オフ会レポートの3回目となる今回は、その続きから最後までお伝えいたします。



桜の花びらが散る、桜並木を歩いていった私たちは、谷中霊園に入っていきました。 その墓地には、横山大観牧野富太郎渋沢栄一らが眠っていて……… って、新しい1万円札の顔となることが決まって、今何かと注目されている渋沢さんのお墓がこちらにあったのですか そこまで行っていたのなら、お参りしておけば……… とはいっても、今回のお散歩オフ会は紙幣刷新が公表される前のことだったので、彼のことはまだ私の頭の中にはありませんでした。それよりも、こちらには私が以前にも行ったことがあって、また訪れたいお墓があったのですよ。



柵に囲まれていて、門扉には三葉葵の家紋が施されているこちらのお墓の主は……… そうです徳川幕府最後の将軍だった、徳川慶喜公であります。



昨年の春に、私はスピッツクラブ展覧会の会場に向かう途中で静岡市に立ち寄り、慶喜公にゆかりのある場所を訪ね歩きました。 後にそれらをまとめて大政奉還後の彼について書いたのですけど、そうしているうちに谷中霊園に眠っている彼をお参りしたくなりました。 ちなみに静岡市に在住していた頃の慶喜公は、地元の方たちから親しみを込めて「けいき様」と呼ばれていました。



2つあるのですけど、向かって左が慶喜公のお墓で、右側は美賀子婦人です。慶喜公は大正2年(1913年)11月22日に77歳で亡くなったのですけど、徳川歴代将軍の中では最も長寿となりました。



1台だけあったカートは、交代で使われていました。 乗っているのは、小太郎君と卯辰君でしょうか? 谷中霊園を出てから、私たちは………



大黒天経王寺に差し掛かりました。 こちらは明暦元年(1655年)に開山した日蓮宗のお寺で、大黒天を鎮守としています。



慶応4年(1868年)の上野戦争では、敗走してきた彰義隊をかくまったために新政府軍から攻撃を受け、その時の銃弾の痕が山門の門扉などに残っています。
さらに私たちは先に進んでいき………



谷中銀座に突入していきました。 こちらは美味しそうな商店が軒を連ねていて、たくさんの人で賑わっていました。気づいたら正午を過ぎていて、そろそろお腹が空いてきました。 それからしばらくして………



白ふわ一行は、サクラホテル日暮里の一階に併設されているカフェに入っていきました。 こちらは外国人客にも人気の格安ホテルが運営していて、テラス席ならワンコを連れて利用することができるのですよ。



また料理のほうも多国籍で、私は隠し味として鰹だしを使用している、日本とインドの合作ともいうべきよもだカレーにしました。 見た目に反してちょっと辛めなのですけど、それよりも隠し味と言いつつも、ほとんどの場合混ぜたものを隠していないような気がします。



食後のコーヒーで一息ついたら、再び散策に入りますよ。



その先に、可愛らしい人形がおみくじを持ってくる「萌神社」なるものがあったので、たつぴがそれに手を出していました。人形が導き出した、彼の運勢は……… なんと大凶 これはある意味貴重な体験となります。



そうしているうちに、私たちは根津のあたりまで来ていました。 こちらには、私がリクエストした名所があるのですよ。 それは………



根津神社であります こちらは今から1900年ほど前に日本武尊によって創祀されたと云われていて、現在の社殿は徳川幕府5代将軍の綱吉が建立しました。 銅瓦葺きに朱塗りの柱、それに彫刻が施されたきらびやかな建物は宝永3年(1706年)に完成し、現在国の重要文化財に指定されているのですけど、唐門から内側はワンコと一緒に入ることはできません。



それでもこちらの楼門は、ワンコとともに近付いたり潜ったりすることができます。 そういえば、この日は参加メンバー全ワンによる記念写真を撮ってなかったので………



ちょっと息が合っていないのですけど、その根津神社の楼門をバックにして写しておきました。 今回はいちおう、こちらの神社がゴールのつもりでいました。しかし、白黒茶々家が帰るまでまだ多少の時間があるので、もう1ヶ所どこかに寄っておきたいですね。 こちらからムリなく行けるところをゆきさんに聞いてみたら、近くにあるという岡倉天心の公園を紹介してくださいました。



その途中まで、卯辰君と一緒に案内していただき、ここで解散となりました。 ところで、皆さんは岡倉天心のことはご存知でしょうか?そういう私は、以前は知っていたのですけど、ほとんど忘れていて、この時点では「ほら、ヒゲを生やしていて………」ぐらいしか説明できませんでした。
※ヒゲを生やすぐらいなら、スーパーマリオでもできますよ。(編集部注)
と、とにかく、そこから徒歩3分ほどで………



岡倉天心記念公園なる、小公園にたどり着きました。 こちらは彼の邸宅があったところで、旧前期日本美術院の跡でもあるみたいですね。ゆきさんによると、向こうのお堂の中に、岡倉さんの像があるそうなので、さっそく見に行ってみることにしましょう そうしたら………



う~む……… 私が想像していたのとは違って、まばゆいですね。といったトコで、岡倉天心の説明をさせていただきます。 彼は明治時代の日本の思想家で、文人でもあります。東京美術学校(現・東京藝術大学)の設立に関わり、また日本美術院も創設しました。 その黄金の岡倉さんを拝んだら………



桜の花びらが舞い落ちるその小公園で一休みしてから、帰ることにしましょう。 それにしても、この日はかなり歩きましたね。程よく疲れているので、狛は帰りの列車の中ではグッスリでしょう。彼だけではなく、私やたつぴもそうなりそうですけど。 福太郎さん、ゆきさん、この日は私たちにお付き合いしてくださり、ありがとうございました。 また次の機会にもご一緒していただけたら、嬉しいです。


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