波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

再出発は城見珈琲から

2018-05-02 00:55:58 | お出かけ
こんばんは、白黒茶々です。
今月の15日の日曜日に、私はかなりご無沙汰している名古屋方面のスピ友達に逢いに行く計画を立てていました。 が亡くなったあと、を連れて出かけるのは初めてなので、私と彼女にとっては記念すべき再出発となりそうです。 ところが、その前日から大荒れの天候になるという予報が出てしまいました。うまくいけば、当日の朝にはその雨が上がる可能性もあったのですけど、先方もまだ予定の変更が効くと言ってくださったので、ここはムリをしないで翌週に延期することにしました。



そして15日のほうは、私は家でのんびり過ごしていました。 しかし、波だけは納得してくれなくて、ケージの中から出かけたい欲を出しまくっていました。 そんな彼女に対して、私は無視を決め込んだのですけど、波はケージごと部屋の中を移動するほど大暴れし、もう収拾がつかない状態でした。
「あのおとなしい波ちゃんが?」と思われた方もいらっしゃると思いますけど、彼女は家ではよく吠えよく暴れるのですよ。 とにかく予定にはなかったのですけど、雨が上がって時間もあることですし、私は彼女を連れて、最近新たなスポットができた馴染みのある公園に行くことにしました。



………という流れでやって来たのですけど、駐車場に入る段階から混んでいますね。 これは、新スポットの効果によるものでしょうか?



それでも粘り強く待っていたら、なんとか車を止めることができました。 早くも、こちらからでも新設スポットが見えているのですけど、まずは⚪⚪城公園の主要部を目指すことにしましょう。



そうしたら、お城を臨む芝生広場で記念撮影をば。 後方に見えるお城は、箔波日記にはしばしば登場するので、もうおわかりでしょう。そうです 浜松城であります。こちらには、昨年のクリスマスイブの日に箔もともなって訪れて以来となります。期せずして、波との再出発の場は、こちらのお城となってしまいました。



しかしせっかくなので、ちょっと遠回りしてから登っていくことにしましょう。 浜松城公園の南側には、こちらの鎧掛松(よろいがけのまつ)なるものがあります。 元亀3年(1572年)の三方ヶ原の戦いで武田信玄軍に敗北した徳川家康は、単身で命からがら逃げてきました。 その際に、浜松城の手前で鎧を掛けて休息したところが、のちに鎧掛松と呼ばれるようになりました。ただし、今日見られる松は位置も木そのものもかつてのものとは異なるので、モニュメント的な存在となっています。



今日見られる浜松城の野面(のづら)積みの石垣は、家康の後に城主となった、豊臣秀吉の臣下の堀尾吉晴によって築かれました。 本丸跡の麓では、最近護岸ブロックの中から掘り出された石垣の一部を見ることができます。その浜松城は、ごちゃごちゃした樹木や建物を取り払ったこともあって、見通しがよくなりました。



お次は、本丸跡にある「若き日の徳川家康公像」の前にて。これをさらにリアルにして、毛穴や血管が浮き出た血気盛んな家康像は模擬天守の中に、さらにその姿を銅像化したものが元城町東照宮の境内に、それぞれ設置されています。



さらに天守門に続く石段を上っていき、いよいよ最頂部の天守曲輪(くるわ) そちらでは………



着いていきなり書き割りに顔を突っ込み……… いや、正確には波に顔を突っ込ませました。 彼女のパートは、昨年浜松を大いに盛り上げてくれた井伊直虎、いや、井伊波虎にございます。
そのようにしていたら、通りかかった方たちから「カワイイ~ 」という声が聞こえてきたので、私は「それなら、遠慮なく撮ってください、ほれっほれっ」と、再び彼女の顔を突っ込みまくりました。



こちらに来たら、やはり模擬天守をバックにして撮っておかなければ 私たちが昨年のクリスマスイブに浜松城を訪れた際には、箔と一緒になって、ご当地キャラの出世大名家康くんや出世法師直虎ちゃんたちとこちらで記念撮影をしたのですよね。



その天守曲輪では最近発掘調査がおこなわれ、東南隅のこのあたりで大量の瓦が出土したそうです。浜松城は江戸時代初期には簡素化され、二層櫓は城内の他の場所に3棟しかなかったのですけど、堀尾吉晴の頃にはこの一角にも二層か三層の櫓があったと思われます。



その浜松城では、こちらの本丸の東北隅に、近いうちに単層の富士見櫓を復元する計画があります。 その近くにある急な石段を降りていくと、すぐに先ほどの芝生広場に出られるのですけど………



その一角には、4月の上旬にスターバックスがオープンしたのですよ 浜松城公園には、移動型の飲食店はよく来ているのですけど、このような固定型の店舗は初めてとなります。



林の中に設けられたということもあって、緑が豊かで夏場でも涼しそうですね。 それよりも「夏場のスタバ」って、語呂的にグッときませんか?



その店内は、外から見た感じとは違って、広くて開放的です。



しかも、そこからお城が見えるのですよ 浜松城公園は、私たちのようなワンコ連れにとっても憩いの場ということもあって………



そんな人たちにも対応できるように、お店の外側のベンチ脇には、リードを引っ掛けられるようにワンコスタンドが設けられています。



そのスタンドをよく見てみたら、ワンコの顔のようなデザインになっていて、なんてお洒落なのでしょうか



実は私にとってスターバックスは、今回が人生で2度目となります。このお店はメニューや組み合せなどが多くて注文するのに迷ってしまいそうなのですけど、私は基本形のドリップコーヒーのトールサイズ(中間サイズ、税別320円)にしておきました。 程よい苦さとコクがあって、美味しいですね。そいつを、お城を見ながらいただけるなんて、なおよろしい



城見コーヒーもいいのですけど、やはり犬見コーヒーもやっておきたいですね。 ただし、波ちゃは飲むことはできないので、雰囲気だけでガマンしてくださいませ。 浜松城公園に新たにできた名所のスターバックスは、ワンコとの散策の締めにいいので、これから大いに利用していきたいです。
今回のお出かけは、私にとっても波にとっても再出発となりました。これまでの彼女は、箔と一緒になって道行くワンコにグイグイと迫っていったのですけど、単独となった今回は、ビビって尻込みしてしまいました。 頼れる箔兄さんがいなくなって、今までとは勝手が違って、心細かったのかも知れません。それでも、これから経験を重ねていくうちに、他のワンコとも積極的に交流できるようになると、私は信じています。 波ちゃ、これからも一緒に歩んでいきましょう。


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