波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

二川宿時代絵巻

2010-06-09 00:01:02 | 家族
こんばんは、箔ですワン。
今回のおれっちは、ワケあってこのような格好をしているのだ。



頭の上に乗せているのは一応チョンマゲのつもりですけど、なんか宇宙人のようになってしまいましたね。 とは言っても、おれっちは今までに宇宙人を見たことがないのですけど。 では、このあたりでチョンマゲ関連の場所にいるお父さんたちを呼んでみることにしましょう。お父さ~ん、そちらの様子はどうなのだ~?


はい、白黒茶々です。
私たちは現在、三河の国、いや、愛知県豊橋市にある二川宿本陣に来ています。



本陣とは、参勤交代の際の大名や、公家などの貴人が泊まる宿のことで、多少豪華な造りとなっております。 この二川宿本陣は平成初期に復元整備され、一般に公開されています。



一方のこちらは、その本陣に隣接している旅籠の清明屋です。 この宿は庶民向けに造られたもので、現在は本陣と合わせて見学することができるようになっています。私たちは旅の疲れを癒すために、これからこちらに上がり込むところですよ。お姉さん、そちらのお兄さんが済んだら、私たちの足も洗ってくださいな~



そして私たちは、裏座敷に通されました。というよりは、自分達でずいずいと入っていき、勝手にくつろいでいるのですけど。 それにしても、落ち着くなぁ。
(※そのまま布団を敷いて寝てはいけません。もちろん、住んだりするのもダメですよ)



おほ~、晩御飯のしたくができたみたいですね 今晩の献立は焼き魚定食ですか。 美味しいそうですね。では、いっただきま~す
(※これらはサンプルなので、実際に食べることはできません)



こちらは本陣のほうの湯殿(風呂)ですけど、桶タイプのものは懐かしい………というよりは、今まで入ったことがありませんでした。 それなら、お湯を溜めておいて、ザッパ~ン、ぷは~っと、………
(※しつこいようですけど、こちらの湯殿で入浴してはいけません、あくまでも見るだけです)



本陣は大名や公家の宿所ということもあって、このような冗談の間、いや、上段の間も設けられています。格天井に一段高い空間はちょっと豪華ですな。



また、襖が開け放たれたこちらの空間はかなり広く感じます。その向こうに、何か飾り付けてあるみたいですね。 今度はそちらに迫ってみることにしましょう



これは、五月飾りの数々ではありませんか これほどの数が並んでいると、なかなか壮観です。………というよりは、取材の時季がバレバレなのですけど。 メインはその後にあるので、どうかお許しくださいませ。
そのメインとなる人物が御成りになったので、皆の者は平伏してお迎えなさい。ドン、ドン、ドンドンドン………(御成の合図の太鼓のつもり)



一同、面を上げぃ。 (『ははっ~』)お殿様の「イエイチ」公と若君の「たつちよ」殿でござる。
………なんて、ちょっとカッコつけてみました。 実はこちらの本陣では、無料でこのような衣装の貸し出しをやっていて、自由に着たりすることができるのですよ。



………なんて言っていたら、今度は町娘「おアキ」が登場しました。 私は箔母さんに御台所の恰好を要求したのに、仰々しいのはご遠慮願いたいのでしょうか?彼女は庶民のほうを選んでいました。

二川宿本陣は建物の構造や歴史を知るだけではなく、時代衣装の試着などの体験をすることもできます。今回の白黒茶々家は、そちらのほうが目的だったような気がするのですけど。 殿や姫になってみたい方がいましたら、ぜひ二川宿本陣へお出かけくださいませ~


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コメント (16)
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