波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

猫アート

2007-12-12 01:03:54 | Weblog
こんばんは、白黒茶々です。
最近寒さがかなり厳しくなってまいりましたけど、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?冬は犬や猫の温もりが恋しい時期でもありますよね。
そんな時に、浜松市の平野美術館というところでにゃんとも猫だらけin浜松という猫の浮世絵版画ばかりを集めた特別展が開かれていました。 猫好きの比率の高い我が家は、これはせっかくの機会ということで観に行かなければならないという衝動に駆られ、その美術館に走りました。



市内の住宅・マンション街を入っていったら、その中にありましたよ。平野美術館が。 では、さらに駆け寄ってみることにしましょう。 そうしたら………



私たちが目指していた特別展の看板が見えてきました。 果たして、今回はどのくらいの数の猫アートを観ることができるのでしょうか?ここではその代表格を取り上げてみようと思います。



トップバッターは、歌川広重作「名所江戸百景 浅草田甫酉の町詣」です。素朴な風景の中にさりげなく溶け込んでいる猫の姿がなんともいえませんね。 その次は………



歌川国芳作「其まゝ地口猫飼好五十三疋」にございます。こちらは東海道五十三次の宿場名を猫関連の言葉にいじくり、それっぽい猫の絵を載せてあります。その具体例を挙げてみると……… 京は猫に捕らえられたネズミの断末魔の声の「ぎやう」に、石部は激ヤセ猫を描き、「みじめ」としています。あと、鞠子は猫の「張子」に、私のいる白須賀は大きな親猫に仔猫が戯れて「じゃらすか」に変換されていました。 それ以外で、私がお気に入りのものは………



歌川国芳作「猫のあて字 かつを」があります。この絵をよく見てみると、猫が寝そべったりグネったりして「かつを」の字を形作っていますね。しかも、その中にさりげなくカツオも入っていますし………

私にとって久しぶりの美術鑑賞は、とても愛くるしいものとなりました。 しかし、これほどまでアートの中で猫をいじくり回すとは……… 歌川さんはひょっとして私や箔母さん以上に猫好きではないでしょうか。 その影響で、私は家に帰ったら速攻で茶々や黒ちゃを触りまくりたくなってしまいました。 その一方で………


たつぴは猫の絵を描きたい衝動に駆られたみたいです。 これは茶々の絵のようですけど、本ニャンに気を使ったのでしょうか、本物よりかなり痩せていますね~ しかも、「カワイイ」なんてお褒めのコメントも……… これには当のお茶々様もさぞご満悦のことでしょう。 茶々を描いたら、当然………



黒ちゃも描いてあげなければなりません。ちなみに「くろぽん」とは、黒ちゃのまたの呼び名です。それはまあいいとして、「いっぱい」のコメントはいったい何のことを言っているのでしょうか? 

平野美術館の特別展は12月16日まで開催されています。そちらに興味があってまだご覧になっていない方がいましたら、今からでもまだ間に合います。同美術館に猛ダッシュしてください。 
コメント (8)
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