沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

短いうりずん

2022年04月15日 | 学童野球

 昼はさわやかに暑く、夜はクーラーをつけなくても十分に涼しい、一年で一番過ごしやすい季節うりずんもクライマックスが近づいています。洗濯物がよく乾くことも個人的にはうれしいですね~。でもその季節も長くは続きません。あっという間に梅雨が来るので、一日一日を大事に過ごしたいと思います。我が家のテラスから見たうりずんの透き通った青空には月が浮かんでいました。

 今日のカテゴリーは前回に続き「少年野球」です。

 コントロールが課題だった10郎。ついに改善の手法を見つけました! それは「ショートアーム」という投げ方です。直訳すると「短い腕」となります。メジャーリーグで近年はやっているフォームの一つで、腕を短く振る、いわゆるテイクバックを小さくすることを意味します。ダルビッシュや大谷も数年前からこのフォームに変え、コントロールを改善しています。

 「ショートアーム」のメリットは2つあるようです。1つは、ひじと肩の負担を減らしケガのリスクを減らすこと。もう1つはコントロールがよくなることです。いずれも10郎に必要な要素なので、8郎は前からこの投げ方を推奨していました。もちろん、デメリットもあり、球速が落ちる可能性が高いということです。「ひじを肩より高く」「テイクバックを大きくしすぎない」。8郎がこれまで口酸っぱく言ってきたことと全く同じなのですが(笑)、10郎も11歳なりに男のプライドがあるのか、父に言われたことをそのままやるのは嫌なのだということは分かっていました。そこに登場した「ショートアーム」というカタカナ。耳障りもかっちょいいですね。早速、10郎のラインにYotutubeの解説動画を送り、一人で見てもらいました。すると10郎は「これいいかも」と早速トライしはじめたのです。練習のキャッチボールでも効果を感じたそうです。作戦成功!

 そして、ミドルクラスの大会に出場してきました。10郎はエースナンバー1番を背負って初の大会となります。前回のマクドナルド杯初戦敗退のフラストレーションを晴らそうと(笑)、子供たち、保護者ともに燃えていました(8郎は仕事のため参加できず)。

 初戦(シードなので2回戦)は弱めのチーム。10郎は代打のみ出場。ほぼコールドの大勝でした。

 続く3回戦は市外の平均クラスのチーム。まだフル出場させるのは怖い10郎を、監督は三度のピンチでピンポイント登板させたようです。最初は満塁のピンチで登板し、四球で押し出し1点は与えたものの、その後はショートアームで精度を高めたストレートで奪三振の嵐。最終回の二死二塁ピンチにも三度送り出され、見事空振り三振をもぎ取り、ベスト8進出を決めてくれました! 妻がスマホで撮影してくれていたその瞬間を、親ばか8郎、職場でもリピート再生しています。

 エースナンバーの重圧に見事応えてくれました。やったね、10郎。

 そして、なんだかんだ言っても、チームが勝つ、って素晴らしいことですね!

 そして今週末、同大会ベスト4のをかけた一大決戦が待っています。初の県外派遣がかかる大事な試合であると同時に、相手は県内でも有数の強豪UTです。前の対戦で先発した10郎は〝振らないバント野球〟に崩されて悔しい負けを経験しています。なので、リベンジもかねているのです。今回はエースナンバーを背負ってマウンドに向かうので負けられません。 言い訳も許されません。でも自信をもってマウンドに上がるんだ!

 

 その一大決戦を前に、親ばか8郎夫妻、大きな決断をいたしました。昨年から少年野球界を席巻する史上最強の高反発バットこと「ビヨンドマックス レガシー」を10郎のために購入したのです! 定価4万9500円(税込)。8郎家の収納に眠っているナイキのゴルフクラブセットと変わりません。妻によると現金払いで10%OFFになったそうですが、子供の野球道具にしては破格の値段です。しかも一般用。さすがに長さは一番短い83㌢を選択しました。720㌘。このサイズを使う小学生もまぁいますが、太めの子が短くもって体重を生かして飛ばす打法です。しかし、うちの10郎は、日ごろから900㌘の木製バットを振り込んでいるので軽々とフルスイングしまっせ!

 従来の高反発バットより、さらに6~7%伸びるというレガシー。軟式球をつぶさずに押し出す感じで遠くまで飛ばすという理論だそうです。逆転の発想ですね。金属ではなく、ウレタン等を使った複合バットと呼ぶそうです。バットの先端も下写真のように昭和世代には何だかよく分からない構造。時代は変わったなぁー。

 ソフトタイプのバットケースも付いていました。4万5千円も払ったんだから、これくらいは当然やで。

 マイ高級バットの感触を確かめる10郎。どんなスラッガーもバットがなければただの人。鍛錬を積んだ自分のバッティングを成就させるのはバットでしかない。バッターにとってバットは一心同体であり、ただの道具なんかじゃないぞ。愛着をもって大事にね! 4万5千円だよ(何回言う)。

 レガシーはもちろん、ほかのメンバーにも使ってもらいます!(振り切れる子だけですが・・・)。

 「ショートアーム」で課題だったコントロールを向上させ、さらに自前の高反発バットを持つことで「鬼に金棒」となった10郎。バント野球を確度の高いストレートでねじふせ、4万5千円のバットでシフト野球をぶち壊す豪快二刀流を期待しています。10郎とナインの闘いを、8郎も最後まで完全燃焼でサポートしたいと思います🔥

 さぁ、新しい2つのアイテムを使って、リベンジするときが来た!

 大暴れするぞ~🔥

 結果は当ブログにて報告します! 


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