♪ ダイジョウブ
3回手のひらになぞって 飲み込む
近づいてく 近づいてく
決戦は金曜日
7月最初の記事は、ドリカムさんの32年前の名曲『決戦は金曜日』のフレーズから始めさせていただきました。バブルの余韻を残すパワフルな曲で懐かしいですね。ご参考までに。
さて今回の主題はスキルアップなのですが、前回同様、検索上の理由から「映画」にさせていただきます。主題は後半にお伝えします。
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ということで、我が家の小さな映画館シネマス10(定員3人)で鑑賞した2作をご紹介します。このミニシアターは〝開館は土曜日〟なんです。アマプラを利用しました。
1本目はフランス映画『最強のふたり』(2011年)です。車いす生活を送るお金持ちの初老独身男性と、生活苦から彼の介護をすることになったスラム出身の黒人青年という、まったく境遇の異なる2人が深い友情で結ばれていく、というストーリーです。ネットでもかなりの高評価だったので期待して鑑賞。
よかったですね。でも、シニカル映画評論家水野8郎的には75点となります。いい映画ではありますが、展開が予想できすぎて。。。最後に実際の2人の映像が出てくるのですが、介護人は黒人ではなかった、というところが大きな減点となりました。陽気な黒人、というのは映画のミソだと思うので、実際は違うとなると、急にぱねぇ創作感が全面に出てきてしまうのです。人種差別もテーマに加え映画に膨らみを持たそう、という製作サイドの意図を感じてしまうんですよね。父と違って優しい映画評論家の卵🐣である10郎は「面白かった!100点」と満点評価でした。大人になるっていやですね(笑) 水野8郎氏のシニカル意見など気にせずご鑑賞ください。
2本目が今回イチオシの『Winny』(2023年、松本優作監督)です。ほぼ実話です。「国内インターネット史上最大の事件」と言われる有名な事件だったので知っている方も多いと思います。金子勇さんという天才プログラマーを取り巻く冤罪事件がテーマです。我が国がITで他国に遅れた理由、出る杭を打つという日本社会のねちっこさ、警察組織の腐敗、正義と日本の未来を問う熱血弁護士など、近年では珍しい?真面目な社会派映画です。いろいろあった東出昌大さんがジビエパワー?で金子さんを熱演しています。
エンドロールで金子さんの実際のインタビュー映像が出てきますが、映像からも伝わる人の良さに多くの人が「やはり警察が作り上げた冤罪だ」と痛感したことでしょう。金子さんは無罪が確定してからすぐに亡くなっています。記録映像の大切を実感しました。
実話だけにストーリー展開に地味さは否めないのですが、実話だけにそれもまたよしです。勝手ながら水野8郎からも合格ラインの80点🌸と採点をさせていただきます! ぜひご覧ください。
※この映画に関しては、水野8郎解説より以前紹介した映画紹介チャンネル『あなたの知らない映画の世界』をご覧になったほうがいいと思いますので、再度リンクを貼っておきます。主演した東出昌大さんに関するネタなど「主(ぬし)」さんのトークは最高です。※サムネで即バレですが、前回ご紹介した『FALL』もこのチャンネルから知りました。
映画紹介は以上となります。
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さて6度目の挑戦となる難関国家資格試験まで40日を切ったことはすでに書いてきました。その試験は8月3日土曜日と4日日曜日の2DAYSなのですが、両日の違いを確認しておきます。3日土曜日に4科目、4日日曜日は1科目のみとなっています。つまり土曜日の負担が日曜の4倍以上あるのです。そうです、まさに〝決戦は土曜日🔥〟なのです。土曜日4科目でほぼ勝敗が決するということになります。2DAYSと考えていてはエネルギーの配分を失敗しかねません。そのことを前提に以下のお話となります。
そんな〝決戦の土曜日🔥〟のために8郎は2つのことをいったん停止することを決めました。
宅シネマ鑑賞とブログの更新です。1カ月やめます。
※特段の事情が発生した場合はブログ更新の可能性はあります。
理由はもちろん、それらの時間を勉強に回したいからです。映画1本、ブログ更新ともに2時間を消費してしまうので。
この6年間、日々の勉強時間を記録してきています。コロナ緊急事態宣言下では月123時間を2回記録したこともあります。しかし今年に入って月70時間を超えたことがないのです(1日2.5時間です)。自分ではやっているつもりが、実はそこまで頑張り切れていないことを数字が示しています。このままではまずいです。
6年間の集大成となる7月は最低でも100時間勉強したいと考えています。そのためには映画1本、ブログ1本の更新でも命取りになります。
そもそも土曜日を癒しの日にしていたら厳しい戦いには勝てません。みんなの気が緩みがちな土曜日こそ勉強せねばならないのです。もちろん日曜日もそうですが、日曜があるといって土曜日を捨ててはいけない、という意味です。そういう意味でも試験当時だけでなく、すでに毎週が〝決戦は土曜日🔥〟という意識を持たなければなりません。7月はそうやって過ごしたいと思います。
ということで7月から、昨年も現れた仕事と家事以外はすべて勉強に充てる「つまらない男(完全体)」になります。1カ月なり切ろうと思います。今年こそ、長すぎる闘いに終止符を打ち、次のステップ(2次試験)に進まなければなりませんので。
さて〝決戦の土曜日🔥〟で勝利をものにするために、敵の存在を無視してはなりません。敵を知り己を知る、のです。敵は以下の3つと考えています。
① 油断
残り2科目に迫り最大のチャンスだった2年前の最大の敗因です。今回も最大の敵となるでしょう。自らの心の弱さ、でもあります。だからこそ映画鑑賞とブログをいったん手放します。
② 台風 🌀
昨年ついに台風が試験日を直撃しました。今年も可能性としてはあり得ます。こればかりは自分の力ではどうしようもないので、影響が出ないことを試験の神様に祈るしかありません。
③ パリ五輪 🎖
忘れていました。オリンピックが開幕するのです。しかも試験の1週間前に! スポーツ好きの8郎としてはどうしても見たくなるのです。なるべく(絶対にと言わんかい)視聴を我慢します。今回は特に騒がれている種目や選手がいないようなので、我慢できそうな気がします(野球も昨年のWBCほどは盛り上がらないでしょうから・・・)。
対抗策として、2つの秘策を繰り出すことにしました。2つともお金がかかるのですが、絶対勝利のための必要経費だと考えました。以下です。
① TAC直前講座(財務のみ)を受講する
② 試験直前は試験会場近くに宿泊する
①のTAC直前講座は初めて受講します。診断士の受験科目のメーンである「財務・会計」ですが、10年分の過去問は難易度の高かった年も含めてすべて6割以上取れるようになっています。過去最高の状態と言えます。3年前だったら絶対合格と言い切っていたことでしょう。しかし、ここ2、3年は難易度が上がっていることと、ファイナル模試でイマイチな得点だったので不安もあるのです。一丁目一番地で不安な状態では、攻めの姿勢が取れないと判断しました。念には念を入れようと思います。もちろんPC受講となります。1問(4点)でも上がることを期待して。受講料9千円(泣)。
②ですが、つまりは外泊です。8郎宅と試験会場は車で30分程度の距離です。こんな近いのになにも泊まらなくても、と思われるかもですが、8郎はあえて外泊を選択しました。試験会場から歩いて3分弱のホテルです。理由はもちろんすべての時間を勉強に集中したい、というのが主ですが、送迎問題もあります。毎年、妻に車で送ってもらっていたのですが、10郎の野球送迎もある妻は乗り気ではありません(バスで行けば?と)。正直時間が不正確なバスを一世一代の試験で使いたくないのです。8郎も乗り気でない妻に負担をかけるのも嫌ですし。ほかにもトイレ問題(試験会場の男子トイレは激込みです)の対策や移動時間の短縮が図れます。
ホテルに缶詰めとなることで〝決戦の土曜日🔥〟に全力投入できる態勢が作れると信じています。家事も気にせず朝から晩まで暗記に全力投入するのです。3泊で1万6千円の出費となりますが、こちらも勝利のために支払います!
ということで改めてですが、8月3日土曜日が51歳おじさんのプライドを賭けた決戦となります! 酒やゴルフに一切付き合わないつまらない男(完全体)にどうぞ、ご理解と応援のほど、よろしくお願いいたします。
下写真は数年前に10郎が作ってくれた試験のお守り。情けない父は未だにそれに応えることができていません。長く待たせたな、息子よ。今度こそ父ちゃんの〝勝ちどきの日曜日🔥〟見せてやるぞ!
それでは当ブログ、1カ月ほどお休みとさせていただきます。8月5日か6日に必ずや当確🌸の報告とともに再開をさせていただきます(毎年言ってますね)。皆さんも熱中症やコロナに気をつけてよい7月をお過ごしください。
ダイジョウブと3万回手のひらになぞって飲み込みたいので、今日はこれにて(変形性関節症が悪化するからやめとけ)。