沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

北の大地で祝10年 最終日

2014年07月24日 | 県外 8 Scene

 結婚10年を祝した4泊5日の北海道旅行もついに最終日です。しかし空港までの数時間、予定が全くありません(汗)。またしても家族会議を開いた結果、なんと、「円山動物園に行こう」という驚きの結論に至りました。北海道まで来て、天下の旭山動物園でもなく円山に行くというのは、沖縄まで来て美ら海水族館でなく、沖縄こどもの国に行くようなものです。しかし、田舎者夫婦の頭には、初日の河下りツアーで高知県出身というガイドさんが言っていた言葉「旭山は人の頭しか見えないですが、円山はいつ行ってもがーらがらですよー」が残っていたのですよ。
 ナビで確認すると、走行距離は昨日のさらに2倍ほどあります(苦)。正直な悩んだのですが、妻は「ほかに行くとこもないしねぇ」と涼しい顔です。これは行くしかない! あまりの長距離ドライブについに寝てしまった10郎です。
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 高速を飛ばし3時間超かけてついた丸山動物園周辺にはなんと車が長蛇の列を作っているではありませんか。さらに、駐車場入り口には「2時間待ち」との表示が。驚きと疲労感のあまり写真も撮っていません。ガイドの言葉がむなしく脳裏に響きました。鵜呑みにしなけりゃ良かったっ。
 しばし、車内で家族会議。結論は高速で千歳空港に直行することに。着いたときに見たドラえもんパークやお土産選びで時間を潰そうとの判断です。飯もそこで食おうと。
 再び高速へ向かう風景は、何回か来たのある札幌市内。都会の雑踏を離れ、北の大地の大自然に身をゆだねる計画が、最後の最後になぜ、道都? 
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 しかも赤い路面電車は、5年前に乗ったことのあるやつではないですか!
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 名残惜しげに車窓から札幌市内の景色を撮影しまくる妻。奇跡のショット、時計台です。
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 疲労困憊の末、やっと午後3時ごろ、千歳空港に到着。5日間お世話になったエクシーガを返却。この車でなかったら、もっと腰を病ましていたでしょう。最後にメーターを見ると570㌔。1日当たり114㌔ですから、沖縄でいえば、住んでいる浦添から最北端の辺戸岬まで毎日走っていたことになります。そりゃ疲れるわ!
 千歳空港は3連休の初日とあって大混雑。とりあえず遅い昼飯を食おうと寿司屋へ。最後の飯だからと8郎はウニとイクラ中心の丼を注文(2千円ほど)。鮮度はイマイチでしたがおいしゅうございました。店員さんは優しかったっすぅ。
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 そして、長時間ひまをさせた10郎に最後の思い出づくりにと、いざ、ドラえもんパークへ。大好きなドラえもんが実物大?で迎えてくれました。10郎の笑顔に父母もほっと一安心。
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 のび太の部屋もありました。「昼寝するのび太」。10郎の得意のモノマネです。
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 錯覚を利用した部屋も。かーかーと10郎にビッグライト。とーとーにスモールライトが当たったという想定です(笑) 説明不要ですね。
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 こういう遊びも。ピントが合ってないのが残念ですが衝撃の一枚です。
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 そして、ついに夢のオールスターと10郎、夢の競演です。よかったね。(わが息子は誇らしいとき左胸を突き出すことが判明しました)
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 等身大しずかちゃんの前では、急にかっこつける10郎。おもしろいっす。男だね!
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 最後はかーかーとタイムマシンに。大好きな恐竜ピー助に会いに、白亜紀まで行ってらっしゃい!
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 ドラえもんパークを満喫したあと、お土産を買っているかーかーを待つ間、「昼寝するのび太」を再現する10郎です。楽しかった瞬間を記憶に焼き付けようとしているかのようです。
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 近くにはチョコレートの「ロイズ」のコーナーもありました。
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 お土産をたくさん買い、ぎりぎりで羽田行き便に搭乗。最後に北の大地の神様が微笑んでくれたのか、3人ばらばらだった座席が調整のうえ、横並びに。トイレ前だったので後に席がなく、リクライニングしたい放題でした(これ大事)。 
 羽田空港で乗り継ぎ途中にかーかーが撮影した東京スカイツリーです。初めて本物を見ましたよ。細長かったぁ~(笑)。これだけでも乗り継ぎした意味があったかな?
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 最終便で着いた那覇空港では、彼女の肩を抱く会社の後輩の後姿を目撃。後日聞くと彼らも北海道旅行だったようです。みんな結局北海道なんだね!
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 結婚10年を祝した北海道旅行はこれにて終了。後輩の後姿など、多少、新婚旅行以来の「海外」にこだわればよかったという後悔もあります(みんな、いつでも行けるのねっていう)。ただそれでも、先にも書きましたが、家族3人が46時中一緒にいた5日間というのは、何ものにも代えがたい時間だったと思います。。沖縄生まれ沖縄育ちの3人にとっては、人生で一番涼しい夏でした。さらに飯の満足度は世界中どこを探してもないかと(海外経験は1回しかないけど)。5年後は10郎はまだ9歳。とーとーの念願のハワイはそのときでも十分じゃないかという結論に至りました(とーとーは46歳やでぇ。頑張れるかなぁ)。妻と二人、15周年に向けて、また仕事を頑張ろうと決意をあらたにしたのであります!
 長々とした旅行記にお付合いください、ありがとうございました!
 【追記】帰沖後、10郎に「北海道旅行で一番楽しかったのはな~んだ」と質問すると、「ドラえもん」と即答しました。ま、いいかっ(笑)。


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