沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

金田一と歩く旅@岡山(前編)

2019年11月28日 | 県外 8 Scene

 突然ですが、40代後半男性こと8郎から、同世代の殿方たちに質問です。

 

 子どものころにできなかったことを、50歳を前に急にやってみたくなる瞬間ってありませんか? 

 

 もちろん働き盛りの一サラリーマンとして、仕事が第一、家族を最優先に、という使命は肝に銘じているところですが、ただ単調に繰り返される日々を漫然と生きることに無常観を感じることも多い今日このごろ。同時に、発散できていないエネルギーが蓄積し、オーバーフロー状態であることを感じていました。世の中にはそのエネルギーを、起業する、親の後を継ぐ、陶器を焼き始める(笑)などいろんな選択肢に向けている方もいると思います(エネルギーを安易な脱サラ、または不倫に向けると人生計画は破綻しますが)。幸運にも脱サラするほどの計画性・資金力もなく、さらに不倫するほどモテない悲しいおっさん8郎ではありますが、心の水面下で30数年来、消えることなく静かに燃え続けてきた火が、ここ数年で一気に強まったので、一つの決断を下しました。

 それは・・・。

 

 そうだ、金田一耕助のふるさと、岡山行こう! 

 

です(笑)。なんちゅうマニアな夢だばぁ~。

 上写真は、岡山県倉敷市真備町(まび・ちょう)にある「真備ふるさと歴史館」の入口に立つ、名探偵・金田一耕助の銅像です。真備町は、金田一耕助の生みの親、故・横溝正史が戦時中に疎開していた場所で、同館内には横溝氏の特設コーナーもあります(ファンにとっては横溝正史記念館でしかありません!)。

 ということで、2泊3日(実質1泊2日)、8郎の少年時代のヒーローである金田一耕助と作者の横溝正史の足跡を追った岡山一人旅を敢行してきました。寂しい一人旅ではありましたが、無常観に包まれる40代後半おっさんの心を、まるで『八つ墓村』の冒頭シーンにある杉の木に落ちた落雷のように、ビビビ⚡と充電してくれた旅となったので、横溝氏の晩年の超大作『病院坂の首隘りの家』にならい、前後編の2回に分けてご報告いたします!

 

(補記)ちなみに岡山県は、降水量が1㍉未満の日が日本一多いことから、「晴れの国」をキャッチコピーに観光地をPRをしているそう。確かにずっと青空でした!

 

 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 

 

 とはいえ、横溝正史が傑作を書き上げた地、ということ以外、ほとんど岡山県のことを知らない8郎(もちろん桃太郎くらいは知っていましたが・・・)。とりあえずネットで出身有名人を検索すると、アーティストではB’Zの稲葉浩司、甲本ヒロト(超大物が二人も)。スポーツ選手では燃える男こと星野仙一、今を時めく女子プロゴルファー渋野日向子選手。タレントではブルゾンちえみ、千鳥などBクラス(謝)。政治家で言うと、犬養毅、菅直人という総理大臣を生んでいるようです。ちなみに横溝正史は岡山県出身ではありません。前述のとおり、戦時中に疎開していただけです(父親の出身地らしいです)。終戦後にこの地で執筆活動を本格的に再開し、岡山の文化、風俗、景色、人情を取り入れながら、『八つ墓村』などの傑作を立て続けに世に送り出したことから、熱烈なファンからは“聖地”とされているわけです。間違いなく金田一耕助生誕の地であります。

 しかし、8郎的には、結婚15周年アルプスの旅で散財した直後です。「金田一のふるさとを見てみたい」というだけの理由では岡山行きを決断できません。決断した大きな理由は、もちろんほかにあるのです。それは、今年で11回目を迎える「1000人の金田一耕助 コスプレイベント」なる催しものが真備町で行われることを知ったからです!(実際に1000人集まるわけではありません。イベントの詳細については後ほど)。10月にネットでそれを知ってから、46歳、1カ月迷いに迷いました。妻に相談したところ、快く決裁してくれたのです! ぎりぎりホテルパックが取れました。本当は節目の昨年に行きたかったのですが、去年知ったときにはイベントは終わっていたのです。今行かなければ来年以降もタイミングを逃すかもしれない、今行くしかない!

 ついでに言うと、傑作『八つ墓村』が世に出てから今年で70周年(8郎調べ)。世間様は一言も触れてくれませんが、横溝ファンにとっては大きな節目であります。聖地を目指すためには何でもこじつけるのがファンというもの。

 

 新規購入した一人用トランクに準備。先のアルプスの旅には帯同させなかった愛機一眼レフ、NIKON D300もしのばせました。購入から11年を迎えた老体なので、今のうちにいい景色を見せておきたい、撮らせてあげたい、という親心からです。2年ほど前にNIKONに問い合わせたところ、もう部品を生産しておらず修理できないとのこと。それはつまり、今度故障したら即引退ということを意味しています。さらに、文庫本の『八つ墓村』も忘れないように入れます。この日のために買ったのですから!

 タイミングよく、NHKのBSプレミアムドラマ『八つ墓村』が再放送されていたので録画していました(これもきっと八つ墓明神のお導きじゃ、と勝手に妄想する46歳)。自宅を出る前に流し見しましたが、残念ながら完成度はイマイチでしたね。流し見のせいかもしれませんが。前回の記事の通り、この傑作の映像化には限界がありますよ。横溝氏の執念が文字となった原作を読みましょう!

  岡山行きは一日一便。夜の便で向かいます。多少の空席ありで、8郎の隣も空席。おかげさまでゆったりできました。

 この旅のために百均で購入した老眼鏡(2.0)をかけ、コーヒーを飲みながら『八つ墓村』を堪能します。おかげさまで2時間弱、どっぷりと横溝ワールドに浸ることができました。傑作は何度読んでも面白いですね。それにしても読書にブラックコーヒーの合うこと、合うこと。「金田一が生まれた町に行ってみたい」という40代後半夫のまるで中2病のような希望に、快く決裁してくれた妻に、地上3千㍍の上空から感謝しきりです。 

 岡山の夜景が見えてきました。

 岡山桃太郎空港に初上陸。那覇空港に比べるとこぶりでした。

 歴史ある風景を残す岡山県は映画のロケ地にも多く利用されているようです。

 バスで30分かけて夜の岡山駅に到着。岡山の代名詞ともいえる桃太郎が迎えてくれました。しかし、8郎にとって岡山県イコール金田一耕助なのです! 沖縄イコール安室奈美恵だっていう岡山県民だって、きっといるでしょうから、許しくてください。

 駅から歩いて5分、2泊お世話になる「後楽ホテル」に到着です(写真は翌朝撮影)。スタッフさんの対応がとてもよくて、清潔感のあるホテルでした。ここにしてよかった。

 エレベーターホールには、日本六古窯に数えられる「備前焼」も陳列。

 とても静かな廊下。ロビーに客はそれなりにいたのに、2日間、誰ともすれ違いませんでした。

 部屋もとてもきれい。散らかしたのはおっさん8郎です。

 時計はすでに21時半。あとは遅めの夕飯を食い、ビールを飲んで、明日に備えて寝るだけです。ホテルを出て、事前に予約していた、歩いて5分のおでん屋「くじら」へ入りました。

  思っていたより、上品な店内(失礼)。リニューアルして半年だとか。店員さんに常連客と離れたカウンターの端っこに案内されます。こう見えても一人飲みのカウンターで友達をつくるのが得意な8郎、離れ席はちょっと残念でしたが、仕方なく(笑)、大将とバイトの男子大学生に話しかけます。まずはモルツで乾杯。今回は搭乗前の一杯がなかったので、余計うまい! でもピントは合っていない(笑)

 和歌山出身という大将はケツメイシのリーダー大蔵(だいぞう)似の気さくな方でした。しかも、8月に沖縄を観光したのだそう。調理、接客で忙しいにも関わらず、沖縄で撮影した写真をスマホで見せてくれるなど、8郎の相手をしてくれました。

 おすすめの創作おでんをまず注文。ボルチーノソースに浸された大根。最高です! これは食べる価値あり。ソースも完飲間違いなしです。

 牛すじと一緒に煮込んだものグレードアップしたやつも注文。値段は倍以上しましたが、やはりうまい! 最初からこれにすればよかった(笑)

 岡山は日本酒に使われる米の大生産地とのこと。せっかくなので地酒も飲んでみることに。大阪出身というバイトの男子大学生が勧めてくれた「十八盛」(じゅうはちざかり)をいただきます。甘さマイナス6と書かれていた通り、甘い甘い。それにしてもこの店のスタッフに岡山県民いないのですか!?(笑) 別にいいけど。

 ところで、日本酒はおいしいのは間違いないのですが、水割りや炭酸に慣れたウチナンチュの飲み方ではきついっすね。この一杯だけで翌日の二日酔いがきつかったです。

 と、ここで若い女性客👩が一人で入ってきました。8郎との会話よりまな板に集中したい大将が「ちょうどいい」と思ったのか、女性を8郎の隣席に案内します。臨席は肩が触れ合うくらい近かったので、8郎は「まさかや」と思ったのですが、心配ご無用。女性客はこわもて8郎をチラ見したあと、1席空けて着席しました(爆。女性はそれくらい警戒心が強いほうがいいっす)。しかし、この女性、Iさんとしておきますが、なんとウチナンチュだったのです! 8郎と大将の、沖縄の有名おでん屋「東大」に関する話が聞こえたらしく、8郎に「もしかして沖縄の方ですか」と声をかけてきたのです。

 それからはIさんも加わり、楽しく飲みました。Iさんは、年は8郎より20近く下(もはや娘世代ですね)でしたが、何と、沖縄での互いのオフィスがかなり近いことが判明。日々利用するコンビニまで同じことが分かりました。何という偶然でしょう! 横溝ワールドでも“偶然”は頻繁に起こりますが(笑)、別行動のウチナンチュ2人が岡山のおでん屋でたまたま隣に座る、ってどれほどの確率でしょうか? 

 Iさんは一人旅ではなく、出張中の旦那さんと山陰地方で合流するために、一人先んじて県外に出たのだとか。京都行きの便が満席だったので、仕方なく岡山(悲)を経由地に選択、明日朝すぐに鳥取に移動するのだそう。寒かったので、おでん屋に入ったのだと(ウチナ―女性の行動力!)。今日岡山入りしたということは、もちろん飛行機もバスも8郎と一緒だったということです。お互い「全然気が付かなったねぇ」と盛り上がりました。

 Iさんは金田一耕助なるキャラクターのことをほとんど知りませんでした(20代だから当然か)。それより悲しかったのは、大将が翌日の金田一イベントを全く知らなかったことです!「え? キンダイチのイベントが? 明日、真備で? よう知らんですわ」(by大将)。地元は盛り上がっていないのか!?

 閉店時間の12時を前に退店。大将にお礼を言い、Iさんとも沖縄での再会(@日々利用するコンビニ)を約束し別れました。それにしてもこんな偶然ってあるんですね。

 と、初日はこんな感じで終了。いい店と素晴らしい出会いのお陰で、寂しい一人旅の夜を楽しく過ごせましたね。

 

 ・  ・  ・  ・  ・

 

 さて、メーンとなる2日目は早起きして、午前7時すぎに出発です。「1000人の金田一耕助」は午後なので、午前中はせっかくだからと、岡山一の観光スポット、倉敷美観地区に寄り道するためです。そうです、倉敷はあくまで脇役で、真備が主役です。こんなの金田一ファンだけでしょうね。

 後楽ホテルは朝食バイキングの品が豊富でよかったです。ところで、気軽な一人旅とは言え、食事の時はさすがにさみしいですね。妻にLINEしたところ、10郎の野球チームの試合は雨で中止になったそうです。

 この旅を前に、個人的に誓ったことがあります。それは旅を終えた時点で82キロを超えないこと(笑)です。いつもの旅なら、恒例の「もったいないお化け」が登場し、必要以上にたくさん食べてしまう8郎。何度後悔したか分かりません。今回はその誓いを守るために、バイキングを抑えめにし、お代わりもしませんでした。下写真のセレクト、どうです?(笑) 

 しかし、なぜ、あれだけ種類がそろったサラダ系を取らぬ!

 さて、外に出ると、口から白い息が。気温は10度を下回っていたようです。街路樹もシーズンでした。とてもきれいな街並みでした。

 文化の日かつ土曜日ということで、ラッシュアワーもなく。地下通路もとても静か。10郎がいたら絶対にダッシュしていたでしょう。

  倉敷駅に到着。何だか横浜に来たかのようなおしゃれな街でした。

 西洋風の時計台。 

 駅から歩いて10分ほどで、「倉敷美観地区」に到着。倉敷市の町並保存地区・観光地区です。8郎の記憶は定かではないのですが、これまた岡山県が舞台の『悪霊島』で金田一耕助が駆け足で観光する描写があるようですね。横溝氏の岡山愛は無尽です。

 白と黒のコントラストが美しい倉敷名物「なまこ壁」。白い部分が漆喰で黒は何と瓦だそうです。なぜ、こんなつくりなのかは、8郎のネット取材だけでは分かりませんでした(謝)。

 朝日の入る角度によっては、このようなコントラストの世界も。

 消防班の施設を発見。10月末に焼失してしまった首里城にはこういう設備がなかったのかなぁ。

 なんだか親しみのある名前がついたギャラリーも。

 美観地区の中央を這う水流。倉敷川だそうですが、流れがなく、まるで池のように静か。“晴れの国”らしく雲ひとつない青空だったこともあって水面は鏡のようでした。

  逆光での撮影はなぜかD300よりスマホの方がいい写りです(驚)。でも、心配するな、わがD300よ。スマホには写真みたいな“絵”は撮れても、君が撮る、真を写した“写真”は撮れない!(今年の流行語大賞にご推薦願います)。

  明治時代に建てられた倉敷紡績所の本社工場を再開発し、複合文化施設として再生したのが下写真の「アイビースクエア」。アイビーとはツタの意味らしいです。ツタがからまる赤いレンガが目をひく敷地内には、陶芸が体験できる工房やホテルなどがあるようです。

 入ってみると異国情緒あふれる赤レンガの光景が。

 ここで後述のお土産を買って、また倉敷川周辺に戻ります。

 沖縄では見られない越しの風景をパチリ。

  古きよき街並みの上には、墓が乱立! まるで八つ墓村です(笑)。さぁ、金田一ネタ、3連発です。

 三本の木が。これはまさに『犬神家の一族』の美魔女3姉妹こと、松子、竹子、梅子をイメージ?

 豪邸の前を人力車が走る。これはまさに『病院坂の首隘りの家』のラストシーン!?

 しつこい金田一ネタは後編に譲るとして(笑)。美しい秋の倉敷をご紹介します。 

 紅葉に彩られた倉敷川はそれだけで美しいのですが、舟が加わると、旅情度が格段にアップしますね。

 野鳥も絵になる。

 人からもらえる餌を待っているのか、ずっと8郎の前をうろつく小鳥。

 ちょっと歩きつかれたので、なぜか陶芸店で売っている謎のコンセプト飲料「抹茶ビール」(600円)を買い、川辺のベンチで一服しました。お味は文字通りそのままの組み合わせ(合わねぇ~)。日差しも気温も本当に心地よかったです。妻を連れてきてあげたかったと心底思いました。

 途中でこんな看板を発見。昨年国会を揺るがした、あの学園!? 

 ところで、このほど安倍政権は憲政史上最長記録を更新したそうです。あの問題も国家権力によってもみ消されましたね。長期政権にいいところなど一つもありません。国民で監視しなければなりませんが、無関心層が爆発的に増えていますね。これも長期政権のなす罪です。

(注)8郎の愚痴はこの立派な美術館とは一切関係ない、はず!

 ところで、倉敷市は日本で初めてジーンズをつくったところでも有名だそうです。この美観地区にも「倉敷デニムストリート」なるものがあり、デニム一色。こんな食べ物まで!

 8郎も1つ買って食べましたが、お味はただの豚まんです! 通りすがりのカップルの男性が女性に向けてはなった一言が耳に入りました。「は食べ物に使っちゃいけない色だよ」。全く同感です(笑) でも今はSNS映えという楽しみもあるし、ここは観光地だからいいのではないでしょうか。ただ、どうせなら生地表面をデニム風に粗くするとか、もうひと工夫ほしかったですね。注文の多い46歳のおっさんです。

 ちなみに8郎は、前述の通り、先ほどのアイビースクエアで「おにぎりポーチ」(1540円)を購入していました。デニム生地がかわいいですね。妻にプレゼントすると喜んでくれました。10郎の野球の応援の際に使ってほしいと思います。

 岡山出身の燃える男、星野仙一! その記念館がなぜかデニムストリート内にあります。

 8郎は特に星野氏のファンではないのですが、せっかくなので入館。

 母子家庭で生活が厳しいながらも、母が買ってくれたというグローブが陳列されていました(もちろん半世紀以上前のものなのでボロボロでしたが)。星野氏は、どんなに苦しい練習でも母の気持ちを思い出し、乗り越えたのでしょうね。グローブが現存することがその証拠ですよね。そのグローブを見ただけでも、入館料500円を払った価値がありました。ちなみに館内の写真はありません。一人で受け付けしていた、きれいなお姉さんに「撮影は可能ですが、SNS等での拡散はお控えください」と言われたので、おっさん、守っています!

 倉敷美観地区、予想以上にすばらしく、心地よい時間が過ごせました。駆け足だった金田一耕助とは違い(笑)、ゆったりとした時間を過ごせました。ありがとう。

 歩いて倉敷駅へ戻る途中、こんな看板が目に飛び込んできました。「波照間」。こんな街並みで沖縄に出会うとは。しかも日本最西端の有人島!

 裏に回るとこんな感じ。ネットで検索すると、沖縄料理と沖縄民謡が売りの居酒屋のようです。さすがに行きませんでしたが(笑)。もし、オーナーさんがウチナンチュなら、ぜひ頑張っていただきたいものです!

 気持ちよいウォーキングのあと、倉敷駅に到着。ドトールで軽めのランチ(82㌔だけは超えないぞ!)。ドトールに入ると、いつも思い出すことがあります。8郎の姉妹が高校時代に生計を助けるためにドトールでバイトをしていたことです。一人旅はいろんなことを思い出させてくれます。

 いよいよ、金田一イベントへ向かいます。目的駅は清音駅(きよねえき)。この駅自体が、横溝ファンにとって一つの聖地なのです。なぜなら、金田一耕助のデビュー作である『本陣殺人事件』で、金田一が初登場する駅がこの清音駅だからです。横溝は実際にある駅を金田一の記念すべきデビューの場に選んだのですよ。

 電車が来た、いざ、 清音駅へ。金田一耕助のふるさとへ!

 清音駅から始まる「1000人の金田一耕助 コスプレイベント」の模様は後編でお伝えします。

 表題通り、8郎の幼いころのヒーローである金田一耕助の記憶とともに、歩きまくった聖地巡礼となりました! 


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