今回のカテゴリーは愛息10郎の学童野球です。市レベルの公式大会の結果を報告いたします。11月の冬季県大会市予選を見据えた最後の公式大会ということで、チーム全体に気合がみなぎっていました。下写真は試合前の球場上空の虹。当ブログチェッカーのみなさんはお分かりでしょうが、虹は今や8郎家にとってバッドエンドを意味する象徴となりつつあります(笑)。なんて美しい凶兆💀なのでしょう!
初戦はTR。6年生が少ないチームなので予想通りコールド勝ちでした。先発した10郎は2回をパーフェクト、そして県外大会に続き5者連続奪三振!🔥 そしてセンター方向に公式戦通算11号ホームラン(学童用の柵があったら超えていたでしょう)という、まさに大谷翔平級の二刀流で勝利に大きく貢献しました。
この試合ではもう一つやってのけました。先月の県外大会で出した110㌔を大幅更新する114㌔⚾を投げたのです! 電光掲示板にしっかり表示されていました(写真はありません)。これは小学生には打てませんね。動画も残しておきます。
しかし2回戦で強豪UTに逆転負け。再び先発した10郎は初回こそ剛球でねじふせたものの、2回に四死球連発の押し出しと暴投で2点献上。味方エラーが続発し計4失点。2回で60球超を投げるはめになり降板となりました(泣)。しかし、外野にはフライ1本(エラーでヒットに)しか飛ばさせず、あとは無安打と力でねじ伏せました。自責点は多くて2点なので相手エースより悪かったわけではありません。ちなみに10郎の打撃成績は四球と空振り三振でした。試合はそのままずるずると劣勢のまま2対5の敗戦となりました。8郎から見ると明らかにチーム全体の戦力、練習量で劣っていました。
ところが、どこにでも責任転嫁する大人はいるもので、敗戦後、すべてを10郎のコントロールのせいにするコーチがいたようです。それを耳にした10郎は「俺がフォアボールだしたから負けたんだ」と反省する始末。
悩める息子に父は言いました。「全然違う。お前はいいピッチングをした。投げた60球を相手は1球もヒットにしていない。負けた原因はエラーと貧打という総合力、そして、本番中にもかかわらずため息をつきまるくコーチ陣だ」と。
そもそもUTは四死球狙いのチームなので、8郎的には「勝たなくていい相手」という認識です。三つ子の魂が決まる学童時代に、身長の低い子を下位打線に並べた上にしゃがませてボールに当たりに来る戦法と真っ向勝負をしても意味がありません。このチームに勝つためには、スーパーエースが力でねじ伏せるか(10郎は4月にやってのけました)、同じ土俵に乗ってボールに当たりにいくしかないのです。とうことで、8郎は敗戦を気にしていません。
※といって、このチームさんの選手育成を全否定しているわけではありません。四球狙いの子たちも素振りを見ていると、明らかにうちの選手より鋭かったです。間違いなくうちより素振りをしてきています。この試合でその差が出た、ということです。
試合後「速い球なんか投げなくてもいい」という残念なコーチもいたそうです。父8郎は息子に言いました。「全然違う。速い球にこだわるんだ。速い球にこだわらないやつがいいピッチャーになれるはずがない🔥 軟投派に見えるエースほど実はストレートに自信をもっているんだ」と。
子供のころからコントロールを最優先にピッチング練習を考えると、のびしろに自ら制限をかけてしまいます。速い球を自分が投げたいところに投げる、それこそがピッチング練習の基本のキです(もちろんケガするまで投げるのはご法度)。バッティングも同じです。速いスイングでボールを叩く。それを子供の時点でやらないと一生体が理解しません。先述の通り、まさに三つ子の魂百までです。それすら分かってない昭和のコーチが多すぎますね。自分たちがその夜酒をおいしく飲むためだけに勝利が欲しいのでしょうか。学童野球は勝利至上主義でなく教育の場です(もちろん試合で勝利を目指すのは当然のこと)。平成からとっくにそうなっています。今は令和です。
敗戦投手として迷える息子に、父は再び〝奥の手〟を解禁しました。
「冬季大会市予選で優勝したら1万円じゃ」
そうです、また金で釣ったのです(爆)。
それまで悩める表情を見せていた10郎は人が変わったように「まじ! じゃ、ちょっと待ってて」とどこかに消えるではありませんか。「お父さんが勉強で使っているA4用紙を使おう」などとつぶやきながら。。。数十秒後に戻ってくると、何やら書かれたA4用紙を持っており、「さあ、ここにサインしろ!」と期待に満ち溢れた表情で父に差し出したのです。
なんと、契約書ではありませんか!(爆) 診断士試験にいまだ不合格という父への信頼度が低いのか、有言実行を確実にする契約書を作っていたのですよ。県外大会での直前キャッチボールで父にうまくはぐらかされたことに今さら気づいたのかもしれません(笑)。8郎も思わず笑ってしまいました。そして思わず署名をしてしまいました。ついでに誤字を修正までしてあげるのは、あまりにも親ばかでしょうか。。。
しかし、そこは鬼父👹8郎 。ちゃんと条件を付けました。それは県大会出場には必ず破らなければならない2チームとの試合で勝利投手🔥になること、です。エースとしての自覚を持ってもらうためです。UTには勝たなくてもいいと書きましたが、ストレートでねじふせてほしいと期待はしています。実際に10郎がそういう仕事をしなければ、このチームの現状では県大会出場は厳しいです(10郎が出場しない試合は下位チーム相手にさえほぼ連敗中ですから)。10郎も条件に納得してくれました。チーム事情を分かっているのでしょう。この契約書は息子の意気込みの表れと捉えたいと思います!
念願の県大会出場へのラストチャンスである市予選まで残り1カ月半。課題は、制限70球を余裕で投げられる投球フォームとスタミナづくりですね(バッティングはすでに市レベルでは無双状態だと思いますので)。8郎もできる限り付き合ってあげたいと思います。ただし8郎は決勝戦予定日はすでに仕事が入っております(泣)。
11月末、10郎が堂々と「契約書通り支払ってもらうぞ」とユダヤの守銭奴のように1万円を要求してくるのを一日千秋の思いで楽しみに待っています。
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8郎の熱血(偏向?)野球理論は以上にして、おいしゅうございましたシリーズで終わりたいと思います。数年ぶりに足を運んだ那覇市の『登竜門』です。冷やし担々麺です。魚肉臭さが個人的にイマイチですが、トータルでそれを上回る高得点。細麺がいいですね。また数年後?に足を運びます(笑)。
お次は自宅で食べたインスタントラーメン。「一風堂」です。卵とハム、のり、キムチはトッピングですが、黒焦がしニンニクの豚骨スープはインスタントとは思えないほどおいしかったです。みなさんもぜひ。ちなみに本家に行ったことはないので機会あればのれんをくぐりたいと思います。
さて、なるべく多くの時間を家事と勉強に当てるためにブログはこのへんで。