今回のカテゴリーは「映画」です。アマプラ宅シネマで鑑賞した佳作3本をサクっと紹介いたします。
まずは『ザ・メニュー』(2022年)です。体の一部を切るなどちょっと残酷なシーンがあるのでR15指定になってますが、コメディー要素もあり、中学生なら一緒に観ても大丈夫かと思います。R15という表記にビビって息子を外してしまった親心を後悔しています(笑)。
ミステリーとしての謎解きには納得できませんが、おとぎ話として観ると楽しめます。とある映画紹介youtuberさんは「チーズバーガー🍔が食べたくなる映画」と紹介していました。その通りです。
あとの2本目はいずれも「困った時の韓国映画」です。家族3人で鑑賞しました。まずは『死を告げる女』(2022年)です。オカルト的ホラー映画として大ヒットした『哭声(コクソン)』でミステリアスな女性を演じたチョン・ウヒさんが、売れっ子女子アナを熱演しています。上質なサスペンスミステリーです。
オチはある程度読めますが、俳優陣の熱演ぶりなど韓国映画ならではの迫力がひしひしと伝わって、観て損はない映画です。テーマのひとつに毒親があるのも作品の質を高めています。
最後は、今回イチオシの『無垢なる証人』(2019年)です。こちらはシニカル映画評論家水野8郎が合格点手前の78点を差し上げる傑作となっています(合格させい!)。自閉症の女子中学生の証言は信じることができるのか、というテーマに沿った法廷劇で、家族愛あり、どんでん返しありの贅沢な作りとなっています。
お漏らしをしたりするほど老いた父が、悩める息子に贈ったメッセージには泣けましたね。そのメッセージが息子の生き方をブレることなく支えました。8郎もいつか棺桶に入る直前まで息子を応援する父でいたいと思っています。
以上3本、うりずんの夜長におすすめで~す。
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「親心」ということで沖縄民謡の名曲、いや神曲をリンクさせてください。『てぃんさぐぬ花』です。親の教えを大事にしなさい、そんな親はいつかいなくなる、という人類普遍の根源的テーマを歌い上げた永遠不滅の神曲です。多くの有名アーティストの動画があるのですが、ラップが混じった珍しいライブ動画を見つけたのでリンクいたします。夕方のビーチという映像もきれいだったので、お暇な方はご覧ください。
♪ なしばなんぐとぅん
なゆるくとぅやしが
なさぬゆいからどぅ
ならぬさだみ
(標準語訳)
何事も為せば
成るものではあるが
為さぬことは
いつまでも成らない
本当にいい曲だなぁ。ウチナンチュに生まれてよかったぁ~。
「てぃんさぐぬ花」をベースにしたという20年前の名曲もリンクしておきますね。8郎も好きな曲です。
♪ 手をつなげば 怖くないから
そこまでお前は弱くないから
でもいつまでも そばにいないから
Believe my way my way my way
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最後においしゅうございましたシリーズです。5年ぶりに免許更新手続きをしたついでに(もちろんゴールドカード)、豊見城市豊崎の「笑輪咲(わらわさぁ)」という食堂でランチしてきました。ソーキそば(950円)を注文。
値段は高かったけど基本的な沖縄そばでおいしゅうございました。コーレーグースをたっぷりかけてスープも完飲しました。ソーキもおいしかったです。半分以上が観光客だったのですが、過剰に独創的でない本来の沖縄そばを味わえたのではないかと思います。飽食の時代に育った愛息10郎が大人になったとき「僕のソウルフードは沖縄そばです」と言ってほしいと願うのはウチナンチュ父ちゃんの親心でしょうか。
さて、これからそんな親心を👹にして、スマホばかり見ている愛息に「1日をスマホで締めるんじゃない。勉強で締めるんだ!」と熱血指導してきますので、今日はこれにて。
もちろん父8郎も寝る前まで勉強してますよ。そういう背中を見せるのも親心と思ってます。