沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

突然ですが。音楽って素晴らしい

2008年05月29日 | 野鳥

 仕事で凡ミスをおかし、しばらく落ち込んでいた35歳のプチおじさんです。

 いやぁ、初歩的ミスをやってしまいました(泣)。35歳にして新人とはいえ、それでもやっぱり中堅サラリーマンでもあります(笑)。周りは許してくれません。反省、反省の日々でした。気合を入れなおさなければ!

 下写真は羽地内海に飛来したベニアジサシの群れ。何でも繁殖のために遠くオーストラリアから渡ってくるとか。そういえば南半球は今から冬なんですよね。沖縄を満喫してもらいたのものです。

 Photo_2

 そしてOFFだった今日、国頭の山中まで行ってきました。お目当ては、巣立ちの時期を迎 Photo_5ましたが、残念ながら待つこと40分、親鳥の姿さえも見られませんでした(泣)。きっと、元気に巣立ったのでしょう。落ち込むハチロー(落ち込んでばかりかい)をなぐさめようとしたのか、アカショウビンのつがいが現れました(右写真)。二羽、向きが逆ですが、明らかにハチローを警戒していますね。ちょっと遠目だったので、画像が荒いのですが、初めて見たれたので嬉しさに変わりはないっす。今度はUPで撮るぞー。

 話は変わって…。それも全く別の話で…。

 このところ、YOU TUBEに少々ハマっているハチローです。今更、という気もしますが(笑)。ほとんど興味がなかったのですが、かつてのお蔵入り動画が見放題という魅力に感動の連続です(本当に今更ですが)。特にミュージシャン系! 検索するとどんどん出てきますね(驚)。著作権法違反に加担している後ろめたさもありつつ、楽しんでいます。

 その中で、あまりの久しぶりさに思わずCDまでネット注文してしまった曲があります。高校時代、行きつけのビリヤード店のミュージックボックスで、森ドゥがかけたやつです。あまりの面白さに衝撃を受けました。HIPHOPとヨーロッパPOPSが完全に融合したいわゆるHIPPOPの完成品です!(だと思います)。当時はユーロビートの黄金時代、他にも名曲は多々ありますが、この曲が持つ独特の存在感は永久不滅です。あぁ、懐かしいっ。ぜひ見て、聴いてください! 音楽に理由なんかない、あるのはリズムだけだ(笑)といわんばかりの、かっこよくて楽しい曲です。

「BABY,DON’T FORGET MY NUMBER」

 ※後日、口パクがばれ、グラミー賞を剥奪されたいわく付きのユニットです。でも、それとこの曲の完成度は別問題ですね。

 ハチローは、音楽とはまさに「楽しい音」だと思います。けして悲しい曲、寂しい曲が嫌いなわけではありません。何かの本で読んだことがありますが、人間は心理学的に「悲しいときに悲しい音楽を求めない」ようです。悲しい曲を聴いて「いい曲だ」と感じるときは、まだまだ余裕があるということです。ハチローもそう思います。奴隷制度に虐げられた黒人が生んだブラック、レゲエミュージックが、心の底からこみ上げてくる本能的なリズム感があるのはそのためでしょうか。

 内向的で自分勝手、さらに悪いのは世の中だ的な、そんな曲は、たとえメロディラインがよくてもハチロー、聴く気になれないのです。

 下写真は、狩りを行うベニアジサシの後姿。

Photo_6

 たとえ悲しい曲でも、根底では人生を肯定的(漢字で書くと堅苦しいですが)にとらえている、そんな曲からは力をもらいます。そういう曲の一つに、レゲエのカリスマ、ジミー・クリフの名曲「MANY RIVERS TO CROSS」があります。恋人に去られ、一人ぼっちになった男の物悲しい曲ですが、なぜか落ち着き、そして静かな元気が湧いてくる名曲です。そしてそれを、ハチローがかつて敬愛していたNIPPONのミュージシャンが歌ったTV番組を、十何年ぶりにYOU TUBEで見ることができたのです!(深夜一人感動しました)。当時を思い出し、涙腺がジンときたプチおじさんです。よろしければ、お聞きください。

「MANY RIVERS TO CROSS」

 やっぱり、音楽っていいですね!