沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

34歳ラストダイブ@沖縄最北端

2008年05月18日 | ダイビング

 先ほど、沖縄最北端伊平屋島から帰ってきました。台風4号の影響でフェリーの欠航が心配されましたが、意外に穏やかな波でした。なんとか、ダイビングを敢行してまいりましたので、ご報告を。下写真は宿泊したホテル松金。リーズナブルで料理のおいしい宿です。しかもツインでした。得した気分だなぁ。

Photo

 さて、利用したショップは「海ほたる」さん。本当は別のショップ(前回、時間変更を連絡しなかった店)で予約していたのですが、朝になって「やっぱり波が高いからできんさぁ。どのポイントも無理だねぇ」などとのたまうのです(怒)。前回の例もあったので、こちらから「もういいです」と電話を切りました。しかし二回続けて、重量20キロ以上もある器材を使わないまま島を離れるのは、どうにも我慢ならなかったので、賭ける思いで「海ほたる」さんへ。イナさんという女性のガイドさんが「波のないポイントなら大丈夫ですよ」と快く回答。「時間がないので、これから一本だけ」というハチローの急な願いを聞いてくれました(嬉)。

 早速向かったのは、野甫島のポイント「学校下」。その名の通り、野甫小中学校が目前にある浅瀬です。なかなかの晴天の下、ダイブしました。 Photo_2

 透明度30㍍とも言われる伊平屋の海。まさにクリスタルブルーですね。何だか水中にいる気分すらしなかったものです(!) 今にも島の子供達が、笑い声とともに駆け抜けていきそうではありませんか! (まぁ、本当に走ってきたら恐怖のあまり急浮上しちゃいますが)。

 さて、伊平屋島はモズクの生産地で、現在は収穫時期のクライマックスだとか。「海ほたPhoto_6る」のオーナーさんもモズク漁師を兼業しているらしいです。本土からのお客さんには収穫体験もさせているとか。船上でイナさんとおいしいモズクの調理法について論争させていただきました(笑)。イナさんは、普通に食べる(酢漬けで)が一番ということ。ハチローはからっと上げた天ぷらですかね(メタボ万歳)。

 まぁ、正味の話、モズクが特に好きだというわけではありません(笑)

 潜行すること約10分、目の前を流れる浮遊物を発見。よく見るとモズクではありませんか!(笑)。白い砂の上を優雅に流れていきました。もちろん、取って食べたりはしませんでしたよ。

Photo_8  さて、ガーデンイール、ハナクマノミ、シャコ貝、千年貝などの海中生物を観察したあと、イナさんが案内してくれたのは、スカシテンジクダイが群れるサンゴの根でした。スカシテンジクダイ自体は何度か見たことがありますが、今回の数は凄かったですねー。小さな魚なので景観というほどではありませんが、何だか銀色のカーテンが風にひるがえっているような錯覚を起こさせました(左写真)。イナさんいわく「よく見るとキンメモドキも混じっている」ようです。

 ミューのワイコンがあってこそ取れた絵です! ぜひクリック拡大してご覧下さい。ちなみに横写真を8 PHOTO ALBUMにもUPしていまーす。

 今回のダイブで最大のインパクトでした。

 下写真はオニダマルオコゼ。といっても、どこにいるのか判別できない方もいるかと(笑)。ちょうど写真中央に口があって、体は写真左側です。このように周りに擬態しているのですが、その背びれには猛毒があり、海外では死亡例もあるとか。教えてもらわなければ気付かなかったハチローです。あぶないあぶないっ。

Okoze_3

※でも調理すると非常においしいらしいですね。まだ食したことがないので、美味しい店を知っている方教えて下さい。

 最後はエダサンゴの周りをうろつくベラ。餌付けしやすい魚なんですかね。どこの海でも目の前をさっと横切っていきます。

Photo_5

 今回は天気がよく、浅瀬だったこともあり、ミューの発光力不足はあまり気になりませんでした。楽しいダイビングでした。伊平屋には、イソマグロギンガメアジの群れを高確率で見られるスーカブヤーというダイバー垂涎のポイントをはじめ、見所満載のようです。気軽に慶良間、チービシに行けなくなったヤンバラーには、それなりの楽しみ方があるんですな。何といっても、人が少ないのがいい(笑)

 よし、次は伊是名じゃ!

 さて、明日は台風が接近し、荒れた天候になりそうですが、ハチローには重要任務が待っております。それは、後輩GOちゃんの結婚披露宴の余興の準備なのです。沖縄独特のビデオレター的なもの(同僚総出演!)を作るのですが、T部長より「ハチローにはぜひ、リゾートホテルで、ズラをかぶって踊ってもらいたい」といわれています(何ちゅう職場じゃ)。気付けば(本当に今気付きました!)明日はめでたく35歳の誕生日のハチロー。一人前の社会人として、出切ることと出来ないことがありますよ! でも今回までは後輩のために、ひと肌ぬいでズラをかぶりたいと思っています…。

 何ちゅう誕生日じゃ!