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全体をコントロールしてくれる先生

塾は非属人化の流れから、1人の先生は1教科に絞られています。

したがって、4教科受験の生徒の場合、少なくとも4人の先生の授業を受けるということになるわけですが、この先生間で何らかの宿題の調整が行われるということはほとんどない。

各教科自分の科目を優先して話をする、というかそれ以外の情報はあまり持ち合わせていない。

校舎長レベルの先生になると、これはまた違うでしょうが、なかなかこういう先生が担当になることはないのです。だから家庭がコントロールするしかないのです。

小学校はなるべく一人の先生が全ての教科を担当する方が良い、と言われてきました。これはやはり子どもたちそれぞれの優先順位を考えてあげる必要があるからですが、しかし、実際にシステムがそうなっていない塾がほとんどなので、もう家庭が主導するしかありません。

ただ個別指導や家庭教師の中には、そういう先生もいます。

きっと塾の先生の中にもいるかとは思うのですが、しかしその力が発揮される場所はありません。だからもし全体のコントロールを先生に任せるなら個別指導や家庭教師にしかいない、と考えた方が良いでしょう。




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上位校併願層との戦い

中学受験を2年間でオンライン塾と模試だけで合格させるパパママ塾「田中貴社中」
もう少し自由にしたい

中学受験 算数オンライン塾
7月21日の問題




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追い詰められないように

小さい時から競争させられると、そういう数字がすべてのように親も子も感じられてしまうことがあります。

何か駄目そう、みたいな感じになってしまうと、子どもたちの成長にはまったくプラスにはなりません。

元々、より良い教育環境に進んでもらいたいと始めたことなのだから、その過程も子どもたちの成長にプラスになっていないと意味がない。

だから試験の結果などで追い詰められないようにしてください。

子どもは「いてくれることが大事」なので、まずはそこをもう一度感じてもらいたい。

そして次にその子が笑顔で成長することが良いので、だから、進め方が大事なのです。

何か追い詰められそうになったら、「別にこの方法でなくてもいいし」と考えてください。

山の登り方はいくらでもありますから。


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栄光・聖光受験層






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非属人化の流れ

塾はこれまでいろいろ先生の独立騒ぎでもめてきた歴史があります。

で、それを防ぐにはどうするか、を各塾が考えた末に、非属人化の流れが生まれたのです。

有力な先生が生徒を引き連れて辞める、独立するというのを防ぐにはどうすればいいか。

まず、教科をなるべく1人1つにする。

これは専門化という形で言われている部分もありますが、実は非属人化の流れのひとつでもあります。1人の先生の影響が大きくならないようにする。

さらに基本的に塾では先生が選べないようにします。そのためにあるのが組み分けテスト。

先生の差というのは、まあ、それなりにあるのですが、しかし、そういう差を家庭が選べないようにしている。だからまあ、力のある先生に習うには成績を上げないと、みたいなことになるわけです。だったら授業は動画でも良い、という考えもあって、選択肢はいろいろ出てくる。

ただ、これにはメリットもあるのです。

つまり先生方が入れ替わっても特に問題がない。つまり世代交代を容易にする部分があるのです。一人の先生に力が集まりやすく、先生が老齢化してもなかなか変わらない塾に対して、どんどん新しい人材を投入することができる。

塾も長くなりましたから、それなりに人材の高齢化は出てくるので、それを入れ替えるという点ではやはり非属人化が集団塾の特質と言って良いでしょう。

集団塾はシステムで勝負、なのですが、一方、個別指導は、システムではあるものの、もう少し融通は利いて、先生が選べる。

子どもの個性にもよりますが、やはり合うやり方を考えてあげると良いでしょう。




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塾で成績が上がらなくても、中学受験に向いていないわけではない

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家でできることは家でやれば良いのです。

中学受験 算数オンライン塾
7月19日の問題




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第一志望の子に入ってもらいたい

学校ができるならば2月1日に入試をやりたい、と思うのは、やはり第一志望の子に来てもらいたいと思っているからです。

入学者の構成を考えると、およそ3分の1が学校の合格偏差値より上からの層ですが、この子たちは上の学校を狙って残念だった子なので、やはり入学後、少し心が折れているところがある。

ここを狙って入ったわけではないし、とまあ、露骨にやる気を出さない子もいるので、学校としては頭の痛い話ではあるのです。

それでもだんだん慣れてきて、という子もいるが、そうでない子もいる。

それならば、最初から第一志望で頑張ってくれる子どもたちを入れた方が良い、と考える学校が多いから、2月1日に頑張るのです。

でも、それだけでは集まらない、と思えば、やはり複数入試に打って出るしかない。現在、1回だけしか入試をしない学校は本当に少なくなってきました。

まあ、それだけ募集は難しいということなのですが、入学後もいろいろモチベーションをつけていかないと苦しい子が多いのは事実です。


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解説を親が読んでもわからない

慶應進学館から
普通部繰り上げ減少の理由






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撤退を決める前に

長い時間、塾に行って、やはり効果がないとか、成績が上がらないから、ということで中学受験を撤退されるご家庭が増えているのですが・・・。

しかし、ここまでがんばったのなら、違う方法を試してみることはできないのだろうか、と思うのです。

多くの方が集団塾に通い、競争させられ、消耗戦に巻き込まれているので、それに耐えきらない限り合格はない、ぐらいに考えてしまいがちなのですが、まだいろいろ方法はある。

それで実際に、違う方法を試してみたら、うまくいったということは良くあることなのです。

山の登り方はいろいろあるし、せっかくこれまで勉強したのだから、それを活かす機会を作るのは悪いことではない。

ただ、今のままの消耗戦はやめた方が良いので、そことは別の方法を試してもらえたら、と思います。




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小学校受験と中学受験がつながりそう・・・

中学受験 算数オンライン塾
7月17日の問題




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オンラインだと結構多くの学校別対策が見つかります

集合塾だと、どうしてもトップ校の学校別対策ばかりで、自分の受けたい学校の対策がないという場合もあるでしょう。

もし、これは、と思うのが、通っている塾でなければ、オンラインで探してみてください。

フリーダムもいろいろ対応はしているが、オンラインで検索してみると、結構いろいろな学校の対策方法が出てきます。

オンラインなら通う負担がないし、志望校の過去問やったり、志望校の名前が出てくる問題をやれたりすると、子どもたちのモチベーションは上がりやすい。

やはり、個別に対応する策を取り入れていかないと、勉強は効率化しないし、結果が出にくい。

ウチ以外にもいろいろ考えて対策を作っているオンライン塾はありますから、検索してみましょう。


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勉強しているのに成績が上がらない最大の理由

慶應進学館から
成績は良かったのに、二次で落ちた子






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秋に通塾日を減らすという選択は合理的かもしれない

秋になると、塾は通塾日を増やします。

学校別対策の授業が始まり、遠くの教室まで行かなければいけなくなったりする。しかし、一方で今までの授業は変わらずに受けないといけなかったり。

でも、やはりご家庭は気づいていて、「カリキュラムが終わった以上、みんなと同じことをする必要はもない」と判断して通塾日を減らし、家で過去問をやったり、知識を増やしたり、学校別の対策をがんばる家庭もあるのです。

この選択はとても合理的だと思います。

志望校はそれぞれが違うし、それぞれの課題もまた違うのだから、勉強を同じにするのは非効率なのです。

集合授業のメリットはライバル関係、という方もおられますが、そういうことよりも、入試を突破することに重きを置かないと、課題が克服できないケースが増えているのです。

無駄なことばかりさせられているとは言わないが、やはり遠回りになっている子はいるので、ウチの子に何が必要なのか、もう一度ちゃんと整理してみてください。




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集合塾では時間を増やすしか手がない

中学受験 算数オンライン塾
7月15日の問題




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子どもたちの負担を軽減すべき

中学受験も過去、いろいろな出題が積み重なってきていて、学校は塾でやらないような問題を作り、塾はそのたびにその対策を施してきているので、カリキュラムは膨大になりつつあります。

それで塾としては少子化の営業戦略も踏まえて、スタートの学年を早めるという手に出てきている。

ただ、単純に早めたところで、子どもたちがまだ充分に成長していないのだから、そこに力をいれても効果はあまりない。本来は子どもたちががんばる小学校5・6年生の内容をもっと効率良く組み合わせていくことが必要なのだが、塾は集合授業なので、全員に同じことをやらせることが塾にとって重要なので、実はそこがあまり変わっていないのです。

で、そうなるとただ、ただ子どもたちが大変になるばかりで、近年、途中で中学受験を止める家庭が増えているように思うのですが、ここに元凶があるように思えてならない。

もっと2年間の効率を上げるということを考えていくべきなのです。

私たちはオンラインに特化してきましたが、最初からオンラインありきで、コロナ禍はあとからついてきただけ。子どもたちの負担をどう減らすかを考えていくと、まず通塾の負担から、ということになっていき、さらに個々の課題に向き合えば、個別に対応して、個々の志望校対策を明確にしていく方がやることを減らせる、という結論になるのです。

みんながやっていることをウチもやらないと勝負にならない、と考えるのは、そろそろ変えた方が良い時期ではないでしょうか。ウチはウチの戦略で、入試に合格すれば良いのです。別に組み分け試験で合格が決まるわけではありませんから。


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第580回 何が出来れば合格するかを知らないでどうして準備ができるのか?

中学受験を2年間でオンライン塾と模試だけで合格させるパパママ塾「田中貴社中」
リスケできないからしんどくなる






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合格可能性の信憑性

これから6年生は模擬試験が始まっていきます。ただ、模擬試験は1種類の試験ですべての学校の合否判定をしていくので、土台、無理をしているのは間違いない。

ただ、学校別の模擬試験をすべての学校に合わせてやるということは不可能なので、こういうやり方をするしかないのです。

なので、まずしっかり差が出るように作られている。問題数も多いし、問題文も長い。

この段階ですでに受験する学校の出題傾向とかけ離れている、という場合もあるでしょう。

また記述式ばかり、という学校の判定もやはり疑問が残る。だって、記述は少ないのだから。

ということを前提にして考えてください。これはこれでこうするしかない。だからこういう判定も出る。

だから合格可能性は80%以上なのです。20%、疑問符がちゃんとついているわけですから、それを前提にいろいろ組み立てていきましょう。




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この学校に絶対入りたい

中学受験 算数オンライン塾
7月13日の問題




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オンラインの方が良くない?

暑いですね。

いや、ホントにこれからまだ暑い日が続くことを考えると、うんざりします。

ちょっと駅から歩くだけでも、もうちょっと大変という感じ。

以前、バンコクに呼ばれて言ったとき、ホテルに入るや否や、担当の先生から「決して外を歩いてはいけません。死にますから。」と言われて、びっくりしましたが、まあ、それくらいの暑さにだんだん近づいているのではないでしょうか。

小学生がこの暑さの中、塾の往復をするのはなかなか大変ですね。

オンラインでできるものはオンラインで良いのではないでしょうか。大人もオンラインにした方が良い時期ですが、小学生はもっとそうだと思います。




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講習が始まってから計画は作り直す






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