goo

子どもたちの負担を軽減すべき

中学受験も過去、いろいろな出題が積み重なってきていて、学校は塾でやらないような問題を作り、塾はそのたびにその対策を施してきているので、カリキュラムは膨大になりつつあります。

それで塾としては少子化の営業戦略も踏まえて、スタートの学年を早めるという手に出てきている。

ただ、単純に早めたところで、子どもたちがまだ充分に成長していないのだから、そこに力をいれても効果はあまりない。本来は子どもたちががんばる小学校5・6年生の内容をもっと効率良く組み合わせていくことが必要なのだが、塾は集合授業なので、全員に同じことをやらせることが塾にとって重要なので、実はそこがあまり変わっていないのです。

で、そうなるとただ、ただ子どもたちが大変になるばかりで、近年、途中で中学受験を止める家庭が増えているように思うのですが、ここに元凶があるように思えてならない。

もっと2年間の効率を上げるということを考えていくべきなのです。

私たちはオンラインに特化してきましたが、最初からオンラインありきで、コロナ禍はあとからついてきただけ。子どもたちの負担をどう減らすかを考えていくと、まず通塾の負担から、ということになっていき、さらに個々の課題に向き合えば、個別に対応して、個々の志望校対策を明確にしていく方がやることを減らせる、という結論になるのです。

みんながやっていることをウチもやらないと勝負にならない、と考えるのは、そろそろ変えた方が良い時期ではないでしょうか。ウチはウチの戦略で、入試に合格すれば良いのです。別に組み分け試験で合格が決まるわけではありませんから。


今日の田中貴.com
第580回 何が出来れば合格するかを知らないでどうして準備ができるのか?

中学受験を2年間でオンライン塾と模試だけで合格させるパパママ塾「田中貴社中」
リスケできないからしんどくなる






コメント ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする