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非属人化の流れ

塾はこれまでいろいろ先生の独立騒ぎでもめてきた歴史があります。

で、それを防ぐにはどうするか、を各塾が考えた末に、非属人化の流れが生まれたのです。

有力な先生が生徒を引き連れて辞める、独立するというのを防ぐにはどうすればいいか。

まず、教科をなるべく1人1つにする。

これは専門化という形で言われている部分もありますが、実は非属人化の流れのひとつでもあります。1人の先生の影響が大きくならないようにする。

さらに基本的に塾では先生が選べないようにします。そのためにあるのが組み分けテスト。

先生の差というのは、まあ、それなりにあるのですが、しかし、そういう差を家庭が選べないようにしている。だからまあ、力のある先生に習うには成績を上げないと、みたいなことになるわけです。だったら授業は動画でも良い、という考えもあって、選択肢はいろいろ出てくる。

ただ、これにはメリットもあるのです。

つまり先生方が入れ替わっても特に問題がない。つまり世代交代を容易にする部分があるのです。一人の先生に力が集まりやすく、先生が老齢化してもなかなか変わらない塾に対して、どんどん新しい人材を投入することができる。

塾も長くなりましたから、それなりに人材の高齢化は出てくるので、それを入れ替えるという点ではやはり非属人化が集団塾の特質と言って良いでしょう。

集団塾はシステムで勝負、なのですが、一方、個別指導は、システムではあるものの、もう少し融通は利いて、先生が選べる。

子どもの個性にもよりますが、やはり合うやり方を考えてあげると良いでしょう。




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