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春休みは早く寝て早く起きよう

春休みになった学校が多いでしょう。

でも、地域の調整があり、まだ春期講習が始まっていない場合もあるかもしれません。

学校もないし、塾もないから、よし朝寝坊しよう、と考えている子どもたちもいるかもしれません。まあ、じっくり体を休める、ということならばそれも悪くはないが、どうせなら、早く寝て早く起きましょう。

受験勉強をする、ということになると、何となく夜遅くまで勉強する、ということがセオリーのように思われているかもしれませんが、小学生にはそれは当てはまりません。

小学生は疲れやすい。子どもたちと合宿をやっているとよくわかりますが、本当に元気だった子どもたちがある瞬間から、ばたっと寝てしまう。

そしてしばらく寝るとエネルギーを取り戻して、また元気になります。こういうときの子どもたちの頭はなかなか良く回っています。

休んだあとの頭が良く回るのは大人でもそうなのですが、子どもたちの場合はそれが本当に顕著です。

だから勉強は遅くまでやるよりも、とっとと寝てその後やる方が時間あたりの効率が良くなります。

その辺の違いを感じてもらいたいので、ぜひ春休みは早寝早起きを実践してみてください。

結構朝だと調子よくできるんだよねえ、みたいなことが感じられると思います。

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溶解度の問題
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3月21日の問題
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勉強しなさい、と言われて勉強する子は少ない


ということは当然、みなさんわかっています。

でも、言うしかない、でしょう。子どもたちの様子を見ていれば。

で、「勉強しなさい」と言うと、

「あと少し」とか、「あとちょっと」とか、多少なりとも先延ばしをはかる「工作派」。

態度悪く、「フン!」という感じで自室に戻っていく「武闘派」。

などいろいろあるが、なぜか素直に勉強を始めると言う子は少ないのです。

なぜか?

勉強しないといけないと思っている子は、とっとと始めるので、勉強していない、ということは「勉強しないといけない」と思っていないのです。

だからそこを変えないといけないわけです。

もちろん、ちょっと待っていればすぐやるという子はこの範疇には入りません。

なぜそうなったのか?

いくつか原因があるでしょう。

1 他にやりたいことがあったのに、塾に入れられた。

2 自分で行きたいと言い出したが、全然できないのでやる気をなくした。

3 友だちが行くといったから学校の延長線でいいと思っていたが、むずかしくて無理。

・・・

だからそこを変えないと、「勉強しなさい」と言い続けなければいけない、ということになります。

ムダな労力はかけない方が良い。

で、最終的に意味がないな、と思ったらとっととやめてしまうことです。

これから先私立にやれば1000万円近くかかるのですから。

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成績の上がり方
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いつから塾に行き始める?
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できなかった問題の扱い方で差が出る

子どもたちが問題をやり、子どもたちが答え合わせをする姿を見ていると、「まあなあ」と思うことが良くあります。

○がついている問題はいいわけですが、○がついていない問題は、答えを赤で写しておしまい。

「え、それでおわり?」

とつい言ってしまいそうになりますが、まあ、多くの場合、それで終わりになっているでしょう。

何が問題なのか、答えを赤で写したところで、本人はその問題がわかったわけではない、ということです。

しかし、答えは知ってしまった。知ってしまうことで、例えば社会なんかは解決してしまう場合もあるでしょう。例えば年号を聞かれて、違う年号を答え、正しい年号を写せば、ああ、そうか、ということもあるかもしれない。

でも算数や国語の読解の場合はそうではないわけです。

例えば国語の問題で本人はアと答え、正解がイで、イと赤く書いたところで、何も変わっていないのです。

当然のことながら、そこからなぜイになるのかを考えないといけない。

しかし問題をたくさん与えられると、そんな余裕はないから、赤い字で書き直して終わってしまうところがある。

こういう勉強をしているとすれば、それはまったくできるようにはならないのです。

問題を解く量よりも、わかるようになった問題の数を気にした方が良いし、算数は次に必ず解ける、というところまで行けば1問できるようになるだけで、相当力がついているはずなのです。

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「できた」と言って、できてない場合
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3月19日の問題
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大きくなった子どもたち

長いこと、受験指導をしてきたので、ひょんなことから、昔教室に通ってくれた子どもたちと出会うことがあります。

あるとき、ある会社で打ち合わせをしていて、その会社の社長さんと何人かのスタッフと話をしていたときのことです。

突然ひとりスタッフの人が

「あの、社長、僕この人知ってます。ゴリラですよね。」

と言い出しました。

社長さんは相当びっくりしたみたいでしたが(まあ、当たり前ですか。客に向かってゴリラですよね、と言い出すスタッフがいたら、きっと頭おかしくなったか、こいつ、みたいな感じになるでしょうから)、もちろん、その子は教室に通ってくれていたのでした。

で、最近、何か「カッシーの中学受験ブログ」というのが現れて、ブログランキングで颯爽と抜き去っていったのですが、どうやら彼も教室に通ってくれていたようでした。

みんな入学後、それぞれの道を歩んでいるのですが、まあ、こうやって踏み台にしていく(笑)わけです。

今後、大いに活躍してもらいたいと思います。

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志望校の決め方(4)
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中学と高校、どちらが入りやすい
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授業でやらなかった問題

テキストの問題を見ていたら、どうも偶数番号だけ授業中にやったというようなことがあるでしょう。

塾の授業時間は限られているし、必ずここまでは進む、というものが基本的に決まっているので、途中で練習問題をはしょることは当然あります。

で、残った問題をどうするか?

明確に指示が出ていれば、それに従うしかないのですが、特に指示がなければ無視しましょう。

そんな、もし大事なことがあったら・・・

と心配になる方が案外多いのですが、実は塾のテキストは結構問題を盛り込んでいるのです。

決して足りないようには作らない、と言った方がわかりやすいかもしれません。

どんどん子どもたちが解いてしまって、もうその時間はやることがありません、というわけにはいかないので、絶対に終わらない分が入っていることが多いのです。

だから、無視してかまわない。

先生もそれがわかっているから、途中をはしょった、ということなので、全部やろう、などと思ってはいけません。

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数の問題
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3月17日の問題
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遊びたい子


ふと目を離していると、もうすでに勉強から頭は離れて、遊んでいる子がいます。

ちょっとした休み時間にも、友達となにかゲームをし始める。定規をつかった遊びだったり、消しゴムを落としたり、まあ、道具は何でもいい。とにかく何かして遊んでいないと気が済まない。

だから、あまり成績は良くないのですが、こういう子はある意味エネルギーにあふれているところはあるわけで、それがいい方向に向かってくれれば、それはそれでそのエネルギーが子どもの力を伸ばす原動力になるのです。

しかし、そう簡単に勉強には切り替わらない。

なぜかといえば、勉強は自分の思い通りにならないからです。先生から教えられ、何かをしろ、と言われる。自分が自由に何かやれるということはない。

こういう子は、自分の思い通りにやりたいところがあるので、やはり勉強に向かうまで待っていないといけない。

しかし、そう簡単にはならないでしょう。でも、そこをじっと待っている必要がある。もしかしたら、中学受験は間に合わないかもしれない。それでも何かをきっかけに勉強に気が向いていくこともあるので、とにかくなるべく自分でやれるように仕向けていくことが大事です。

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志望校の決め方(3)
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なるべく習い事を続ける
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成績のでこぼこは気にしない

子どもたちの月例テストの成績を見ていると、4教科の偏差値がそろわない子も少なくありません。

「どうして、こう国語は悪いのかな」

とか

「社会はできるんだけどなあ。」

とかぼやいている子どもたち。

でも、今のうちはあまりそろえない方が良い、と思います。

子どもにはやはり好き嫌いがあり、得手不得手があるわけだから、まず得意なもの、好きなものを伸ばすのがいいのです。

得意なもの、好きなものはやっていても苦にならない。できると思うから力もはいる。そして力がついていけばいいのです。

全体のバランスを取るのは秋からでいい。

そこそこできるようになるぐらいなら、1教科だけ「すごくできる」ようになってもらいたいと思います。

そうなると、どの科目もそこまでいく可能性を持つことになる。

その子の潜在能力はそのくらいあるということなのだから、さらに可能性が広がるでしょう。

こういうのは、やはり「前向き」に考えるのがいいのです!!

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志望校の決め方(2)
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3月15日の問題
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どうせできないから

最近の塾のテキストは、問題がレベル別に分けられています。

クラスで扱う問題はこれ、ということで指定されているところが多いでしょうが、たまにはちょっと難しい問題も挑戦してみていいと思うのです。

全部やる必要はまったくありませんし、なかなか解くのは大変でしょうから時間もかかるでしょう。

でも、できそうなところばかりやっていても、本当は進歩がない。

このバランスが結構難しいところではあるのです。

あまり難しいことばかりやっても、本人のやる気もおきないし、時間が無駄になってしまうところもある。

でもやさしいことばかりやっていても、次のステップになかなか踏み込めない。

だから、3分の2ぐらいは指定レベルの問題を、3分の1ぐらいは難しい問題を、ぐらいの割合でやってみるといいでしょう。

一番いけないのは「どうせできないから」と最初からあきらめてしまうこと。

そうなると、なかなか考える力がつきません。

だから少しずつでいいから挑戦してください。

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物質を確かめる問題
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場合の数の問題
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学校の勉強がおもしろくない


進学塾に行き始めると、どんどん進みます。

小学校の進度とはまったく違うし、実際に扱う問題のレベルも大きくかけ離れます。中学受験をやると、中学校の過程の3分の2ぐらいは終わってしまう可能性があるわけで、だから中学受験の勉強はほぼ小学校の勉強には依存しない。

つまり塾中心の勉強になります。公立高校の受験の場合は、まず学校の勉強があり、中間、期末の成績があり、それが内申点になっていくから学校の勉強と受験勉強に関係があるわけですが、中学受験の場合はほぼない。したがって塾に行かないと受験勉強ができない、という面があるわけです。

で、塾で勉強すると学校の勉強がおもしろくなくなる。

そんなわかりきったことを、なんでそんなにまどろっこしく説明するのか?

円周率? 3.14にきまってるでしょ?

塾に行っている子どもたちは小学校の授業を受けながらきっとこんな風に感じているでしょう。で、そういう気持ちを隠せない子も少なくないので、学校の先生に対してあまりよい態度をとらなくなる。

例えば小学校の理科というのは、受験の理科とはまったく違う考え方で指導をしています。あくまで自分で発見をする、ということや実験をして気がつくことをまとめたり、する。

だから実験を経験することが最も重要なのですが、塾ではそんなことはない。葉をアルコールに浸すのはなぜ? アルミホイルをかぶせるのはなぜ?と最初から答えがわかっているところがあるわけです。

で、このことを良く子どもたちに教えておかないといけない。

結論がすぐわかることが大事なのではなく、その過程を学ぶことも大事なことなのだということを。

円周率が3.14になることをどうやって見つけたのか、ということもやはり考えてみる必要があるのだ、ということを。

受験勉強は試験のための勉強だから、その途中経過をすべてはしょっているところがあるわけで、でも何でもはしゃればいいという話ではない。

これは塾に行くのと同時に良く言っておくことが大事です。

学校の先生は本当にやりにくいだろうと思います。でもそれは塾の先生もある意味同じ所がある。

だから、最近の塾は予習させないのです。

「そんなの知ってるよ」と言われると、授業がうまくまとまらなくなりますから。

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志望校の決め方(1)
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3月13日の問題
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入試問題との相性

志望校の候補が絞り込まれてきたら、ぜひ過去問をやってみてください。

まだできるはずはないかもしれないが、しかし本人が「やりにくい」のか「やりやすい」のかはわかるでしょう。

例えば国語は長い文章が1問で、答えは全部記述で書く、という場合もあれば、全部選択と書きぬき、というところもある。

理科は割としっかり知識を聞く、というところもあれば、実験結果をまとめたり、資料から自分の考えをまとめさせるというところもあるわけです。

それぞれの学校が自分の学校の教育内容に合わせて問題を作っていくわけですが、当然、子どもにも相性がある。

そして相性が悪いとなかなか成績は上がっていかないのです。

逆に「これはやりやすい」と本人が思えば、過去問をやるのも苦ではなくなるから、勉強が進む。

勉強が進めば、やはり成績は上がりやすいし、合格もしやすいのです。

相性を見るのは早いほうが良いので、この春休みにぜひ相性をみてください。

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まずはできると思わせる
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