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優先順位(1)

小学生の受験は、高校受験や大学受験のようにはいきません。

子どもたちの体力は中学生や大学生に比べれば、やはり劣るのでそう長い時間勉強できるわけではない。

しかしながら、いわゆる出題範囲は公立の中学のカリキュラムで言えば中学2年ぐらいまでに及んでいるので、効率良く進めなければいけません。

特にこれからの半年間、子どもたちの気持ちがぐっと受験に集中する分、伸びる時期ではあるので、何をやるか、によって相当力の付き方に差が出てきます。

で、その優先順位は「良く出て、できない問題」に集中するべきです。

中学受験はすべてが独自入試で学校が、それぞれ入試問題を作ります。したがって、その学校が求める人材像に合わせて入試問題ができているから、優先すべき内容がそれぞれ異なる。

だから早めに志望校を決めて、その学校別傾向に合わせて良く出る内容を絞り、それに対する対策を考えていくのが最も効率が良いわけです。

で、それはいったい何かといえば、まず過去問でしょう。

いったい何が出題されるのか、というのは過去問をやることでわかります。だからそれができる、できないの前にどんな問題が出るのかを研究する必要があるわけです。

これは時間を計らずに過去問をすべてやり尽くすことで、理解が進みます。夏休みにできれば、第一志望、第二志望の過去問は一度やり尽くし、何が出るのかを把握する。

何が出るか、がわかればそこから、さらにどんな力をつけるのか、が自ずと決まってきます。


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