試験を終えた子

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gorillatanaka
自己紹介
田中　貴（たなかたかし）　東京教育大付属駒場中・高を経て、慶応義塾大学経済学部卒業。元修学社（学習指導会）社長。退任後複数の塾のプロデュースを担当。フリーダムオンライン主宰。

試験を終えた子

2020年02月03日 / 中学受験で子どもと普通に幸せになる方法

4年生の保護者のみなさまへ　　
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入試から帰ってくる親子連れと一緒に電車に乗っていました。

一生懸命、子どもからいろいろ聞いているお母さんもいれば、二人でじっと中空を見つめ、何も語らない親子もいる。

子どもが一生懸命話している親子もいれば、お父さんが、娘に本当に言葉を選びながら話していたりする。

まあ、それぞれでしょう。話したければ聞いてあげたらしいし、黙っていたければそのままほっておけばいい。

本人は一生懸命がんばって試験を受けたので、それを聞いて欲しいと思う場合もあれば、もう心底疲れてしまって口もききたくない、という場合もあるのです。

何もうまくいかなかったから黙っているわけではないのです。おいしいものでも食べているうちに、少しずつ口を開いたりするものだから、心配する必要はありません。

うまくいかなかったのかしら、などと憶測するのではなく、本人が口を開くまでじっと待ってあげてください。