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エンジンがかからない子

志望校も決まった、やることも整理した、あとはやるだけよ、と思っていたのに、全然予定が進まない、タイプという子は結構多いものです。

塾の回数も増えたから、確かにやることが多い割に時間は少ないのは大前提ながら、それでも大分やることは絞ったはずなのに進まない。

進み具合を確認してみると、積み残しがどんどん出ていて、これでは全く終わらない、という状況。

さて、どうしましょうか?

多分なのですが、本人は塾に行って充分勉強しているだろう、という感覚が強いのです。でも実際は習ってきたことがあまり定着していない。だから復習しなきゃ、ということになるのですが、塾に行ってあんなにやっているのに、またウチでもやるの?みたいな気持ちが強いから、エンジンがかからないのです。

で、この場合は、やはり待つしかない。やらそうと思っても、なかなか進まないだろうし、本人が思うほど力がついていなくても、実際に時間はかかっているのだから、そこから本人が意識しないといけないのです。つまり、時間ではなく、結果を出さないといけないのだということを感じてもらわないといけない。

結果が出なければ、時間をかけても成功しない。塾に長く行っても仕方がないのです。

塾に長く行って、ちゃんと成績が出ているなら、もちろん家で勉強しなくても特に問題はない。しかし、そうではないから問題になっているわけで、そこをどうするのか?

やりなさい、ではダメなのです。どうすれば結果が出るのか、ここにみんなが集中しないといけない。塾に行っても結果が出ない子はたくさんいます。みんなができるようになっているわけではない。

むしろ差はどんどんついているわけで、そこでどうすれば結果が出るのかを考えて行く必要がある。

親もつい定量的に時間や勉強量のことばかり考えてしまいますが、結果が出る勉強法とは何なのか、そこを突き詰めていかないと同じことの繰り返しになるから発想の転換が必要です。



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