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中学受験で子どもと普通に幸せになる方法

中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。

国語読解問題のポイント

2005年06月13日 | 中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
中学入試の場合、国語の読解問題の作り方にはあるルールがあります。

それは文中の叙述を根拠として問題を作ること

です。

こういう見方もある、こういう考え方もあるという問題は、子供の独創性
を見るという面ではある意味おもしろいのですが、やはり入学試験は合理的
理由で差をつけなければなりませんから、「誰が読んでもこの答えはこう」
という問題の作り方をしなければならないのです。

紛らわしい選択肢にしても、この部分から考えてアであってイではないという
根拠が示されなければならないのです。

逆に読解問題のコツはその根拠を文中で探すことに尽きます。

そういう意味で、読解問題を解くとき、大事だと思う部分に傍線をつけながら
読んでいくくせをつけると良いでしょう。

特に大事だと自分で思ったときは、花丸をつけてもいいかもしれません。

そうやって視覚的にわかりやすくしておくと、後で問題を読んで答えを
書くときに、その部分が見つかりやすいし、書き抜きも簡単になります。

といって、一朝一夕にできるものではありませんから、毎週の読解の練習で
ぜひ実行させてください。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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お返事遅くなりました!! (田中貴)
2005-07-04 22:10:51
今の受験用の教材は、最初からやるのは難しいかもしれません。まずは良く本屋さんにおいてある学校用のドリルを使われるといいと思います。



あれだとすぐ終わるし、本人もわかることが

多いので、そこからスタートさせてあげた方がいいでしょう。今年の6年生の女の子が、5年生のときに、やはり国語が不得意で、これをやらせてから、だいぶ読解力が上がってきました。



一歩、一歩進んでください。
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はじめまして (めぐもぐ)
2005-06-22 09:43:35
田中先生の“合格手帳”のご著書を拝読してからこちらにお伺いするようになりました。5年生の娘は読解力がないためにどの教科でも苦労しています。読書が嫌いな上、塾の宿題や家庭学習をこなすのに精一杯で読書に手が廻らず、(これも読書のうちと思い、)受験用の感覚が身につけばと長文読解問題を反復してさせていますが、アンダーラインもなかなか自分では引けません。一緒に音読したり、ただ問題を機械的に解かずなぜその選択枝になるのか本文中から理由になる文を抜粋させるなど毎日必死に子供に向き合って努力していますが一向に成績があがる気配がなく疲れて参りました。今後も宜しくお願いいたします。
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