goo

結局、大手塾は競争する場所でしかない

全員に同じ教材を渡され、同じ試験で、毎月組み分けテストをする、ということは、非常に公平なシステムのように見えるでしょう。

しかし、違う目標を持つ子どもたちを、このような形で競争させると、本来の目的から離れていってしまうところがある。

全員を競争させる、ということが進学塾の昔からのやり方であって、実際にテスト会の時代から本質的に何も変わってはいないのです。

まだテスト会の時代は、家庭が専門の塾を探したり、家庭教師をつけたり、と大変だったところはあるものの、逆に言えば、いろいろな手段を使うことができた。

今は、授業までついて、逆に時間が拘束されているから、その自由度もない。授業もついてますから、とお金をとられる代わり、他の手が打ちにくくなってくるのです。

だから消耗戦になる。

1列に並べられる、という点で言えば、模擬試験もあるので、毎月そのやり方をすることが果たして、志望校に合格するにあたって本当に効率的なのかどうか、考えてみる必要がある。

本来、もっと簡単に合格できた子どもたちが、本当に走らされて、走らされて得た結果になっているように思えるのですが・・・。




今日の田中貴.com
拠点で囲い込む戦略

フリーダムオンラインブログ 6年生の担任から
基本に徹するとは?



コメント ( 0 )
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする