goo

監視しがちだが

中学受験生は小学生ですから、戦略に基づいた勉強を自分でやるというのは相当難しい。

だから、お父さん、お母さんが子どもたちの学習を管理して、やるべき勉強の優先順位を決め、その進捗状況から次の戦略を考えていく、というのは間違いなく子どもたちの勉強にプラスになります。

しかし、ともするとそういう管理が監視にすり替わってしまう。

これは子どもたちに問題があるからです。つまりやろうね、ということをやらない。

やるべきことが終わっていない。だから何とかやらせないといけない、というのでここで管理から監視に変わります。

しかし、お父さん、お母さんだって忙しい。だから誰か、代わって監視をしてくれる人はいないか?というので、個別指導だったり、家庭教師を頼んだりする。

あるいは最近はインターネットカメラがあるので、子どもの机の前にカメラを置いて、勉強する様子を外出先から見る、ということも密かに行われていたりする。

しかし、そうなるとやらされる方はどんどん圧迫感が強くなります。だから、当然のことながらその目をごまかそうとする。元から信用されていないのだから、その期待に応えようなどという気はさらさらない。

何とか親の目をごまかして自分のやりたいことをやるか、に関心が移ってしまう。結果として、まったくできるようにはならないのです。

だから、まずは信用しないといけない。そんなことを言ったって、やりませんから、ってその通りでしょうが、しかし、結局本人がやらないとできるようにはならない。

まずは自分でやることを期待するしかないのです。確かにまだ幼い分自立していないところもあるだろうが、それでも成長し続けているわけだから、子どものことを信用することも大事です。

結局入試会場で力を発揮しなければいけないのは子どもたちですから。


Newフリーダム進学教室からのお知らせ
2019年度6年生後期授業案内

【無料】2019秋の合格手帳を差し上げます。


今日の田中貴.com
鉱物資源の歴史に関する問題

6年生の教室から
過去問の勉強は時間がかかる

慶應進学館から
4教科の試験結果だけでは決まらない

4年生の保護者のみなさまへ 
中学受験パパママ塾「ONE」のご案内








にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村
コメント ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする