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時事問題


時事問題集が出版される時期になりました。ネットでは昨年のものが売り出されているので、十分年度には気をつけてください。

で、時事問題はどういう視点で出題されるのか、といえば、やはり「小学生が小学生なりに今の社会の様子を知っていてほしい」ということから出題されるものなのです。例えば世界地理というのは、中学受験の範囲には基本的に入らない。では、小学生は日本以外の国のことは知らなくていいか、というと、まあそういうことにはならないでしょう。

今や世界はつながっているので、どういう国があるとか、それは日本とどんな関係にある、というようなことは、なんとなくつかんでいてもらいたい、と中学側は思います。

ただ、そのなんとなくが、どういう形であるべきなのか、というとこれは決まらない。

例えばフランスの首都はパリ、と聞くのはいいかもしれない。じゃあ、ミャンマーの首都は? これはやはり中学入試の問題ではないでしょう。

でも、地図上でミャンマーはどこか?と聞くのは、これは出題として十分ありえるかもしれない。こういう感覚なのです。

だから、時事問題集を見ていて、「あ、これは細かすぎる」という問題が多いのです。あまり細かいことを覚える必要はない。

一番良いのは、お父さんやお母さんといっしょにこの問題集を読みながら、いろいろなことばをお父さん、お母さんの口から教えてあげることでしょう。

そうやって会話した内容の方が、子どもたちはよく覚えているし、きっとその方が子どもたちの理解も進むはずです。

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