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危ない考え方

合格可能性が50%の学校を3校受けても全部落ちる確率は12.5%ですからつまり87.5%はどこかに入ります。

という考え方は危険です。数字上の計算でいえば、そういうことになるわけですが、結構全落ちする可能性は高いように思うのです。

もちろん3校全部合格することもあるかもしれない。それはそれで、やはり勢いがついたということであって、逆の勢いがついてしまう場合も多いから、これは計算通りにはなりません。

やはり止める、と決めたらしっかり止める。挑戦するのなら、挑戦する。中途半端に並べてしまうと、あまり良いことはありません。

合格可能性が20%でも挑戦したいと思うのであれば受けていいのです。また止めようと思ったら、やはり合格可能性80%以上のところを受けておく方が良い。そこを中途半端にする気持ちはわからないわけではありません。

挑戦校については、このぐらい落とせば入るかもしれない、と思うし、安全校についていえば、このぐらい上げても大丈夫だろう、と考えたいのです。しかし、それぞれの受験には目的があるのだから、例えば止める、と決めたら止めることを優先すべきでしょう。

もちろん、それは覚悟の上という選択は当然あります。だから、そうなったとして慌てて学校を探してはいけない。

覚悟の上、というのであれば予定通り受験を終えるべきであって、それを覚悟というのです。

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