ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

日常的な活動を動画配信して情報公開している海上保安庁

2010-11-16 07:46:22 | 社会・経済

 尖閣諸島沖での中国漁船が、海上保安庁の船に衝突したビデオの流失問題について、主任航海士が自分がユーチューブに流したと発言し、捜査当局が現在、事情聴取を行っています。

 海上保安庁は活動状況をより理解してもらうため、情報公開も含めてホームページで動画配信を、数年前から行っています。 北朝鮮の偽装漁船が攻撃してきたときにも、私たちは普通に映像を通して、見ることができました。

 日常的に情報公開が当たり前になっていれば、勤務している海上保安庁の人であれば、衝突ビデオを見れば、公開されてしかるべきと思って当たり前です。 然るに管政権で実質的に運営権を握っている仙谷官房長官が、中国漁船の船長を釈放させた上、衝突ビデオを公開しない方針をとりました。

 対中国との厳しい現実を考えれば、これからの対応も含めて、姑息な対処の仕方をするべきではなかったと思います。 そんな対応をしていれば、第1線で働く海上保安官たちの士気も上がりません。

 中国は昔から建前と本音を使い分ける国です。 しかも共産党の1党独裁というよりも官僚独裁政権の国です。 広大な領土を多民族国家が存在し、情報を操作し国を治めている国なのです。 民主的な国家ではありません。

 私たちの国は、基本的には民主的な国家なのです。 姑息な対応をする仙谷官房長官に、国の命運全てを任せる訳にいかないと思ったときには、私達はそれ相応の対応をする必要があるのです。 私はビデオを流出した航海士は、そう判断して行動をとったと感じております。