私が呼吸法を伴いながら座禅を始めた当初、腎臓結石が腎臓から膀胱に行く尿管の途中で、詰まっていました。 結石が一番詰まりやすいのは、腎臓から尿管への入り口で、そこの部分は狭まっており、大きな結石が詰まって、尿意があっても尿が出ないという、冷や汗たらたらの状態になります。 次に詰まりやすいのは腰の辺りで、腰骨があり尿管も多分、入り組んだ状態で位置しているのではないかと思われます。
いつも水分を多くとっては、結石部分に振動を与えるべく、階段を何度も何度も叩くように降りては、結石が排出されるようにしていました。
いつも半身浴をしていましたが、尿管に結石が詰まっていますので、腎臓は激しく動き、何とか結石を動かそうとしますが、一向に進展がありません。 そんな半身浴を行った後、布団の上で座禅を行っていました。
吐く息を出来るだけ長く吐き、吐く息をイメージで体の中へ吐き、吐く息が体の中へ入っていくのを追うようにして、吐く息だけに意識を集中して、座禅を1時間以上は行っていたときです。
胡坐を組んで座る上体のお尻の中心部(会陰)から、頭のてっぺんの百会にかけて、ピストンが動くように何かが上下運動をしていました。 後から考えますと、体の中心部に沖脈という気の大きな通り道があるのですが、そこが活性化して激しく動いていたと感じたのです。
今では沖脈の動きは感じませんが、相変わらず体の前部の任脈から後部の督脈に流れる小周天の気の動きを感じながら、毎日の生活を行なっております。
今、思い返して不思議な体験でした。
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