ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

女性が長生きするのは胎児を身ごもることも一因です

2014-04-17 06:48:16 | 胎児

 私は深夜の1時間の座禅で、ふと浮かぶ雑念を払いのけることなしに、考えることにしております。 意識が体の中へ吐く息だけに集中して、座禅を行ってはいますが、それでも、ふと雑念は浮かぶものです。

   意識が集中している中で考えていますと、宇宙の叡智が、こう考えたらどうですかとサジェスチョンを、与えてくれるのです(私はそのように解釈していますが)。 そのような積み重ねの中で、次第に自分の考え方や価値観が、醸成されていくような気がいたします。

   そんな中で、一般的に女性は、男性に比べて長生きするといわれていますが、そのことを考えたことがあります。 結論的に云ってしまうと、女性は胎児を身ごもりますが、胎児がお母さんのお腹の中で、胎息という気の呼吸を行いながら、お母さんから臍の緒を通して栄養分を貰いながら、生長していきます。

   その分、女性は男性よりも、気を感じやすくなっています。 現に私の周りに女性に、下腹の臍下丹田が動く話をしますと、何人かの方が、「実は私は、何か分からないけれど動いているんです」と、話してくれます。 

   私の連れ合い、連れ合いのお姉さん、友人の奥さんなどです。 周りの多くの女性に話しかけたわけではありませんので、どのぐらいの割合で、そのような方が折られるかは分かりませんが、一定期間、胎児がお腹の中にいるわけですから、気を感じやすくなっても不思議ではありません。

   私の誰もが、お母さんのお腹から出た瞬間に、気の呼吸から空気を吸う肺呼吸に変化するのです。 おぎゃーという泣き声とともに。 赤ちゃんが下腹を動かす腹式呼吸を行っているのを、私たちの誰もが知っています。

   気の呼吸(胎息)は、私たちの誰でもが行っていた呼吸なのですが、成長とともに次第に、気の通り道である経絡での気の動きも、緩慢になっていくのです。

  私は、体の中の経絡の気の流れは、鍼や灸でも分かるように、良いほうがいいと思っていますが、女性が長生きをするというのは、気の流れが男性よりも良い人が多いというのも、原因のように感じています。



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