ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

長く吐く呼吸は無理をしながらもあくまで自然の流れを大切にする

2019-02-15 02:46:09 | 逆腹式呼吸

深呼吸の要領で行う長く吐く呼吸は、出来るだけ長くゆっくり吐きながら、無理をしながらも決して無理をせず、あくまでも自然の流れを大切にしながら、呼吸を行うことが大切です。

呼吸の途中で息を止めるような様々な呼吸法がありますが、私は大きく吸ってから出来るだけ長く吐く呼吸が、私たちの生来の持って生まれた機能に基づいた、自然な呼吸法ではないかと思っております。

ここでの呼吸法は、長く吐く呼吸をイメージで体の中へ吐きますので、逆腹式呼吸と云います。 一般的に云われている腹式呼吸をでの逆腹式呼吸とは違います。 

一般的な腹式呼吸は、はじめに息を吐き出すことから始めます。しかも同時に下腹の臍下丹田からも吐き出すのです。 一般的な腹式呼吸での逆腹式呼吸は、同時に下腹の臍下丹田から吐き出す時に、イメージで体の中へ吐き入れるのです。

私の体験から、肺の動きと臍下丹田の動きとは、同期しないのが自然の動きである感じております。 私は幸いなことに、一般的な腹式呼吸をしりませんせした。

ただひたすら深呼吸の要領で、はじめに大きく息を吸ってから、出来るだけ長くゆっくりと吐くことだけに、意識を集中しておりました。 直ぐに何も考えずに、ごく自然に長く息を吐く時に、イメージで息を体の中へ吐き入れていたのですが。

出るだけ長く吐くときに、限界ギリギリまで吐きます。 出来るだけ無理をしながらも、決して無理をせず、自然の流れを大切にすると云う考えは、全てのことに通ずることなのです。長く吐く呼吸に意識をしながら座禅を行なっていますと、1時間はあっという間に過ぎてしまうので、不思議な感じが致します。



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