30年以上前に縁があって、建物の計画をさせて頂いた方が、突然 亡くなったと云う訃報が入り、びっくりして先日 改めて友人と、お線香をあげにお伺いしました。
奥さんとお茶を頂きながらご主人の話を聞きました。 2年前から体調が思わしくないので検診したところ、すい臓がんであることが分かりましたが、摘出する手術が難しいと云うことで、抗ガン剤の治療を行ったとのこと。
然し乍ら体力がなくなり抗ガン剤の治療も難しくなると、緩和ケアを受けるようになりました。 ここ2ヶ月間は自宅で療養生活をするようになり、3人の子供たちも巣立ち、2人だけの濃密な生活を送ることになったと云います。
昔と変わらぬ居間に置いてある大きなテーブルの前で、以前と殆ど変わらぬ態度で接して頂いた奥さんに、「久しぶりでお会いしましたけれど、ぜんぜん変わってはいませんね」と話をしながら、自分たちの近況を伝えながら思わず笑いをもたらしました、
別れ際に奥さんから20年関わっていると云う、俳句の小冊子を頂きました。 その中にはご自身がご主人との闘病生活の報告と、流れ星 と云うタイトルでいくつかの俳句が並んでおりました。
俳句の内容もご主人のことを思いながら作ったもののようでした。 改めてご冥福を祈ります。
Mさんが話してくれた、息子さんが教えもしないのにパソコンを使いこなしてしまう と云う話を聞いて、私はそれまでパソコンは縁がないものと思っておりましたが、それを契機にパソコンをいじり始めたのです。
子供は繰り返しやりながら、自然と覚えていくと云うことを、自分たちが子供の時に遊んだ「メンコ」や「ビー玉」遊びを思い出したのです。
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