吐く息を出来るだけ長く吐くことによって、イメージで吐く息を体の中へ吐くことによって、体の中の神経の腺に沿って流れていると云われている経絡(気の通る道)を刺激し、その通りをよくします。
継続的にこの呼吸を続けることによって、経絡の通りがよくなるに従い、神経をも刺激します。 特に微細な神経がある脳を刺激します。 頭部が何となく、もやもやしてきます。
また、イメージで息を体の中へ吐くことによって、結果的に体の中の経絡に宇宙の気が入って行きます。 胡座を組みながら、暗闇の中で1時間の座禅を行う中で、この呼吸を続けていけば、体の中へ入っていった気が、体に点在する経穴という気のツボ(鍼とか灸のツボ)から排出されるのを、感得するはずです。
体の中へ入っていった気は、本来は殆どが体外に排出されますが、体の調子が悪ければ、その部位に関係するツボの調節を行う弁も調子が悪くなり、長くこの呼吸を続けることによって、次第に体内に気が溜まってくることになります。
私自身が体験したことですが、ある時点で調子の悪かったツボが、ぷっつんと開放され、一種独特の焦げ臭いような臭いを持った気が、排出されたことがあります。 丁度その時は、腎臓に結石があり、その片割れが腎臓から膀胱の間にある尿管に溜まっていたのです。
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