低い枕で上を向いて寝ます。 両手は体の横に置いてもよいのですが、出来れば親指がお臍の上に置かれるようにして、肩に力が入らないようにして、リラックスして寝ます。
大きく息を吸います。 吸った息が少し口の中に残っていると思いますが、その息を喉から気管支を通り、胃を通り下腹まで息をゆっくりと吐きます。 慣れてきたら下腹にあるとされている臍下丹田に向けて、丹田ってどこにあるのだろうかと思いながら、ひたすら長く吐く呼吸を行います。
疲れていれば、そのまま眠ってしまいます。 不思議なことに、この呼吸を行いながら眠ると、翌朝はすっきりします。
すぐ寝てしまってもよいので、この呼吸を行いながら毎日寝ます。
両手を丁度お腹の上に置くことによって、寒い冬などは、早くに温まります。 夏はちょっと暑い感じがしますが、両手が下腹にある臍下丹田を温めてくれます。 このことが様々な形で、私たちの体に良い影響を与えてくれます。
出来ることなら、寝る前のお風呂は、半身浴で入ってもらいたいのです。 半身浴も下腹の臍下丹田を温め、新陳代謝を高め、血行が良くなります。 普段、眠っている臓器までも活性化してくれます。
半身浴を行ってから、寝ながらの長く吐く呼吸を行う。 この毎日の生活を送ることによって、私たちの体や心に、思わぬものをもたらしてくれるはずです。
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