ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

寝ながら長く吐く逆腹式呼吸を行う

2013-11-06 08:30:45 | 逆腹式呼吸

 低い枕で上を向いて寝ます。 両手は体の横に置いてもよいのですが、出来れば親指がお臍の上に置かれるようにして、肩に力が入らないようにして、リラックスして寝ます。

 大きく息を吸います。 吸った息が少し口の中に残っていると思いますが、その息を喉から気管支を通り、胃を通り下腹まで息をゆっくりと吐きます。 慣れてきたら下腹にあるとされている臍下丹田に向けて、丹田ってどこにあるのだろうかと思いながら、ひたすら長く吐く呼吸を行います。

 疲れていれば、そのまま眠ってしまいます。 不思議なことに、この呼吸を行いながら眠ると、翌朝はすっきりします。

 すぐ寝てしまってもよいので、この呼吸を行いながら毎日寝ます。 

 両手を丁度お腹の上に置くことによって、寒い冬などは、早くに温まります。 夏はちょっと暑い感じがしますが、両手が下腹にある臍下丹田を温めてくれます。 このことが様々な形で、私たちの体に良い影響を与えてくれます。

 出来ることなら、寝る前のお風呂は、半身浴で入ってもらいたいのです。 半身浴も下腹の臍下丹田を温め、新陳代謝を高め、血行が良くなります。 普段、眠っている臓器までも活性化してくれます。

 半身浴を行ってから、寝ながらの長く吐く呼吸を行う。 この毎日の生活を送ることによって、私たちの体や心に、思わぬものをもたらしてくれるはずです。



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