ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

偏頭痛を初めて勉強しました

2007-03-08 18:13:42 | 
 偏頭痛ということで知人から連絡あって、先日、友人と連れ立って脳神経外科に行って、MRIで検査してもらい、結果的には、脳そのものには異常が認められないということで、飲み薬だけを貰って帰ってきました。 2,3日で治ったということで、病気の詳しい内容については、知りえませんでした。

 この度、ネットで検索して詳細を知ることとなりました。 脳の毛細血管が膨張し、炎症を起こして、その周りの神経を刺激し、ひどく痛むという内容でした。 偏頭痛に何故なるかについては、様々な原因が挙げられてはいましたが、不明ということです。

 また、偏頭痛の前兆現象として、閃輝暗点という目の中にギザギザが現れ、その内部が真っ暗になるという目の異常が起こるといいます。 勿論、頭が割れそうな頭痛も伴うという。 

 何らかの理由で脳内のセレトニン量が減少すると、脳の血流量が減少し、それによって視覚付近の血管が痙攣することによって、閃輝暗点の症状がでます。 血流が減少すると「大変だ」と脳が判断して「血流量を増やすためにセレトニンの量を増やせ」と体に指令を出します。 セレトニンは毛細血管を拡張する働きがあるので、セレトニンが増えると脳の毛細血管が膨張し、その周りの神経を刺激、炎症を起こすことによって、耐え難い頭痛に繋がるといいます。 このことを理解するのは、とても難しく感じます。

 セレトニンが減ったり、増えたりすることによって、結果的に耐え難い頭痛を起こすということのようです。 座禅(静功)を逆腹式呼吸をしながら行うことによって、体の気の流れをスムーズにし、気がスムーズに流れることによって、体の内部の仕組みを正常に保つ、ということでしか解決できないのではないかと思われます。 

 http://www.geocities.jp/ja7cia/kenko.htm によれば、偏頭痛の前兆現象が起きた時に、すばやく後頭部の下側の玉沈というツボを親指で押さえたり、マッサージしたりすると痛みも軽減されると体験談が書いてあります。 ということは、やはり気の流れをいつもスムーズにしておけば、痛みも軽減されるか、痛むことはなくなるのではないかと思われます。

 気の流れる道(経絡)は、神経の線に沿って流れているといわれておりますが、神経の集中する脳内にも、経絡が神経に沿って流れています。 逆腹式呼吸を
気長にゆったりと続けていけば、いずれは気の流れがスムーズになり、偏頭痛も無くなってくるのではないかと思われます。



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4 コメント

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摩訶不思議なことです (marima)
2007-03-09 04:55:00
よく原因不明という、病気があります。本人は苦しいのですが、証拠がないのです。レントゲン、血液検査・・・・。まだうら若き20代前半の頃、交通事故でむち打ち症になり、苦しみました。でも、レントゲンに異常がないから、あなたは異常ではありません。と、言われます。無理に病気になる必要はありませんが、具合が悪いのに、病気ではありません・・・・と、断言されるのも、ちょっと悲しかったです。

中坊公平さんは、講演で、歴史と諺を知っていれば人間はしっかり生きていけると言われます。先達の方々は大事な事は、みな諺にして、後世に残してくださっていると。

気 という言葉は、病に関係して出てきます。そんなところでも、私は、気が大事だと思っていました。

セラトニンに関して深く研究をされている、著名な脳神経外科の先生の何人かは、呼吸と間脳、セラトニンとの関係を説いていらっしゃいます。その中で、禅について書かれていたのが、私のこちらにおじゃまするようになった、きっかけでした。

偏頭痛の時、ジグザグが見えるというのは、なんとなく理解できます。

朝の太陽を浴びながら、目を瞑り、呼吸をする際に、前頭葉にオレンジの球体が見えるのですが、これは太陽を物理的に見ているのでしょうか?
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イメージ通りに見えているのでは (龍之介)
2007-03-09 07:15:46
 太陽が脳内でその形で見えるというのは、ある意味では素晴らしいことではないでしょうか。 そのように見えるのでしたら、おでこの真ん中にある天目(目の形をしてます)から、穏やかな朝日を入れるイメージをしてみたらどうですか。

 経験した人の著書によれば、ひどく頭が痛むとありますが、気の力は格段と前に進むそうです。 多分、そのぐらいのことをしてみる価値はあると思います。

 今まで逆腹式呼吸の息の吐き方が間違っていたようですが、これからは、少しずつ、あるいは飛躍的にいろいろな物を感じることになってくるような気がします。

 これから起きる変化を、良いことだと思い、その変化を楽しむようにしてください。 変化があると、その先には何が待っているのだろうと、楽しみが増えますよ。

 私も、私に座禅(静功)を誘ってくれた級友に、びっくりしながらも逐一話をしていた経験があります。 marimaさんも具体的に、何かあればコメントください。 楽しみにしています。 
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marimaさんへ (龍之介)
2007-03-09 09:17:23
 オレンジ色の球体が、脳の中で光り輝き、脳全体をも光り輝くようなイメージをしてみたらどうでしょうか。 

 体全体は、朝の太陽を浴び、脳の中ではイメージした太陽が脳内全体を光り輝くなんて、とても素晴らしいイメージではありませんか。

 イメージ力が強いのかも知れませんね。 いいことですよ。 期待しております。
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誰でも・・・ (marima)
2007-03-09 19:33:07
実は、誰でも目をつぶって太陽を見ると、そう見えるのかと思っていました。

ミシガンは山がありません。太陽の光は、日本で見たときよりずっと強い光に感じます。特に朝焼けの太陽は、まったくオレンジ色です。角度もとても浅いとおろから出てくる感じです。

イメージしてみます。
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