小林麻央さんが、主治医の先生ひと言、ガンの陰に隠れないでね の言葉を聞いて、それまでの自分の生活のあり方、生き方を改めて、ブログを再開することを決意し、その記事を読んで、私も麻央さんのブログを読むようになりました。
以前には読んだことがありませんが、自分の闘病生活をありのままに、表現しています。 痛々しいほどに。
前の事務所に勤めていた時の女性がガンになったことを、間接的に伝え聴いて、お見舞いに自宅まで駆けつけ、それまでの病状の経過や腫瘍マーカー、抗がん剤治療と手術のイタチごっこの話を聞きました。
彼女の家には我が家から、ヒマラヤンの雌の子猫が貰われて行っていますので、ある意味では親戚みたいな親しさがありました。
丁度その頃、座禅-静功をはじめたばかりの時期で、下腹の臍下丹田も心臓のように鼓動し始め、身体中の気が充実しておりましたので、彼女にどこに手を当てましょうかと訊ねると、お腹をと言って手術の痕で切り刻まれた衣服を開いて見せてくれました。
無我夢中で彼女の病が癒されるように、手を当てながらかなり長い時間念じたのです。 その後、色々と反芻したのですが、病に罹った彼女を心配する人が多くいて、彼女が早く良くなるように思ったのでしょうか。 大手術の連続にも関わらず、少しでも長く生きることができたのではないかと、感じたのです。
麻央さんもブログを通して発信し、多くの人々に読んで貰い、多くの方々が麻央さんが回復することを願っていることでしょう。 その多くの人の思いが、彼女の病にも影響を及ぼすに違いありません。
麻央さんの素直なブログの表現が、私たちにも痛々しさの中に、病気回復の願いが自然と湧いてくるのです。