ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

駅前のパチンコ店からセブンイレブンに変わろうとしておりますが

2016-03-30 02:31:00 | 社会・経済

30数年前に、多摩ニュータウンの土地区画整理事業区域が徐々に完成して行く中で、まだこれから地域がどの様に発展して行くかが分からない状況下で、私が企画計画した建物が、駅前にあります。

1階と2階の一部がパチンコ店舗として、2階から7階までが賃貸の共同住宅として計画されました。 当時としては一般的にパチンコ店舗を経営されるのは、暴力団関係者ではないかと思われていました。

企画した私としては、銀行の推薦する経営者と地元の不動産業者の推薦する方とお会いし、改めて経営には暴力団関係者が入る余地がないことを知りました。

2人の経営者とお会いして、初めてお会いしたにも関わらず、お人柄やその高潔な雰囲気を持たれていた方なら、二人の地主さんも賛成して頂けるのではと思ったものです。

計画地は駅前ながら二人の所有者がおられる土地でしたが、一人ずつお話をさせて頂き計画を前に進めさせて頂いたものの、店舗の内容については伏せていました。

ある程度、計画が進む中で既に店舗を構える新小岩のお店を見に行くことになり、関係者4人で電車で向かいました。 その日はたまたま集中豪雨で回り道しながら、新小岩のお店に着きました。

集中豪雨の関係で店内に水が入り、お客さんはおらず水のかい出しの最中で、社長さんが自ら率先して作業を行っておりました。 その姿を見られた二人の地主さんは、改めて任せられると感じ安心もしたのです。

あれから30数年経ち、その間その社長さんとも内外の旅行も行ったり、会食も重ねたりしながら懇親も深めてきましたが、パチンコ業界の厳しさも手伝って閉店することになり、代わってセブンイレブンのコンビニ店舗が出来ることになって、旧内装の解体を行って、現在新しく内装工事の真っ最中です。 建物の外観は厚みのあるレンガタイルを使ってあり、30数年経っているにも関わらず、その古さを感じさせない雰囲気を持っております。