ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

体を動かさないで行なうエクササイズが呼吸法を伴う座禅です

2015-01-17 10:45:34 | 

 エクササイズというと体を動かすという考え方が一般的ですが、体を動かさないエクササイズがあります。 それが呼吸法を伴う座禅です。

 

 何故、座禅がエクササイズになるかというと、体の内部、特に脳を刺激するからです。 長く吐く呼吸、体の中へ吐く呼吸を通して、体の内部にある経絡(気の通る道)を刺激し、その気の通りを良くします。

 

 経絡は神経の腺に沿って流れているといわれ、気の通りを良くすることによって、神経を刺激します。 従がって微細な神経細胞がある脳の刺激は、体が動いていると分かりにくいのですが、じっと静かに座っていることにより、その動き、刺激は、よく分かります。

 

 脳細胞は、毎日10数万個の単位で死滅するといわれていますが、逆に長く吐く呼吸を行うことによって、死滅の速度を緩め、なおかつ脳細胞の開発率を、高めてくれるのではないかと感じております。

 

 脳のエクササイズは、出来るだけ早く行なった方がよく、出来うれば子どもの時から行なうのが、良いのではないかと思っております。 私自身は、時すでに遅しですが。