ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

セレンディピティーという言葉・行動・気づき・受容

2013-11-30 17:41:40 | 

 今日の昼間に、たまたまテレビを見ていたら、脳科学者の茂木さんが、東大生を相手に講議をしておりました。 米国のハーバード大学は、卒業生たちが入学希望者と面接して、入学の許可を行うという説明でした。

 然るに日本では、大学の入学試験の高得点者が、入学を許可されるという現状からの脱皮を行わないと、特異な人間の創造という観点からは、まずいのではないかということを、「イノベーション」という言葉や「セレンディピティー」という言葉を上げて、話しておりました。

 ペンギンが群れの中で、一番初めに海に飛び込む勇気を例に、イノベーションの「勇気」や「ひらめき」の大切さを、丁寧な話し方で説明をしておりました。

 セレンディピティーでは、「行動」する中で「気づき」、それを「受容」する素直さ、寛容さが大切であると強調されていました。

 そのとき、ふと親しくしている友人のことが、頭をよぎりました。 いつも行動を起こす前に、自己の少ない経験にもかかわらず、まだ行動起こすには自身が納得できないなどといいながら、結局、行動もせず、結果的に気づきもなく、なお受容する余裕もないという悪循環に陥ってしまっています。

 行動しなければ、決してそこから気づきもなく、受け入れる寛容さもなくなるのですが。 もう少し、友人に素直な気持ちを持ってもらいたいと、願うのですが。 余りにも頑な過ぎます。 それが個性とはいうものの。