ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

まちの発明家73歳の元大工さんが発電機を発明する

2011-09-19 07:34:30 | 社会・経済

 昨日のテレビ「夢の扉」で元大工の73歳の平松敬司さんが、自転車のライトの発電機を解体することから、発電効率のよい発電機を発明したことを、放映しておりました。

 平松さんは、自転車のライトも発電機が重いので、何とかならないかと考え、自転車屋さんから発電機を集めては解体して、考えました。

 回転する磁力板が、S極とN極の間隔が開いているために、コギングトルクという回転に対する負荷がかかり、発電機がスムーズに回転しないことに着目し、磁力板をある間隔で開けた上で、S極とN極の位置をずらすことで、回転がスムーズに動かすことに、成功しました。

 映像では5枚ぐらいの磁力板を使っていたようです。

 仲間の協力で作り上げた発電機を、企業や大学に売り込みにいったのですが、門前払いの連続で、最後に電話した京都大学では、丁度電話窓口の傍に居た磁力誘導の研究者である中村教授に受け継がれ、京都大学で実験、検証することになりました。

 結果的には発電機の効率が、8%向上することが分かりました。 平松さんの発明された発電機は手回しでしたが、回転する磁力板を何枚も使った発電機の応用は、比較的早く汎用化されるのではないかと、感じました。