ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

かつては日本も農薬づけだった

2008-05-04 07:31:48 | 社会・経済
 現在、中国の食品に対する農薬等の使用に対して、私たちは非常に厳しい見方をしておりますが、先日、かつては農業を営んでいた親しくしている知人に、訊ねてみました。 昔の野菜作りなんかは、農薬などは使わなかったんですかと。

 すると、宅地開発される40年前までは、市場に出すためにいわゆるきれいなものを出荷するために、農薬をバンバン使ったという話を聞きました。 今でこそ農薬は、必要最小限しか使いませんが、当時は今の中国での農薬の使用状況と、余り変わらなかったということでした。

 当時の日本では、工場廃液の垂れ流しも、当たり前のようにやっていたのも、記憶にあります。人手が安い中国や東南アジアでの農産物や工業製品に、私たちは頼ってしまっている現実はありますが、いずれは生産コストも上がってきてしまうに違いありません。

 本来であれば、自国で生産したものを自己消費する姿が、一番です。 安くできるからといって、もろもろの生産物を、安い国々に頼るということを、もう一度考え直すことが、必要なのかもしれません。