うちなーんちゅ うしぇーてーならんどー

2014-11-22 10:48:11 | 近時雑感
    「“THE MEDIEVAL HOUSES of KENT”の紹介」 Introduction のたった9頁の英文に四苦八苦しています。
    もう少し、時間をいただきます。

    
    解散、選挙で、世の中騒がしくなっています。そこで感じていることを書きます。


標題に記したのは、沖縄県知事に選ばれた翁長氏が、選挙に出るにあたり、集まった人々に語りかけた言とのこと。
うちなーんちゅ うしぇーてーならんどーとは、「沖縄の人間を馬鹿にしてはならない」という意味の沖縄方言だそうです。
一昨20日の毎日新聞朝刊の「記者の目」で知りました。是非多くの方に読んでいただきたい、と思い、転載させていただきます。新聞のコピーでは読みにくいので、web 版からプリントアウトします。


沖縄の人びとでなくても、うしぇーてーならんどーと叫びたい人は、たくさんいるはずです。記事の中にもありますが、前知事が、時の首相から「《振興》予算」なるものを示されて、「いい正月になるなぁ」と言ったと報じられたとき、知事の「感覚」にも驚きましたが、時の政府の「やりかた」に憤りを覚えたのは、私だけではないと思います。これは、「最後は金目」との例の発言に通じます。
原発事故で避難生活を強いられている方がたはもちろん、多くの福島の人びとが、沖縄の人びとと同じ思いを抱いていると思います。
これは、例の「原発起因の放射能汚染土など」の「《中間》貯蔵施設」建設を強いられている地域の方がたも同じはずです。
「原発起因の放射能汚染土など」の処理を、一般の生活起因のゴミと同じく、発生地域内で処理するというリクツらしいですが、どう考えたってこのリクツは筋が通らない。
このゴミは、人びとの生活が生み出したゴミではないのは自明。それをヘリクツで押し通すそうとしたときに出た発言が「最後は金目云々」だったと記憶してます。
人びとは、札ビラを見せればダマル、懐柔できる、というのが、時の政府のエライ方がたに通底する考えかたのようです。
急遽決まった師走選挙を行なうリクツは、消費税10%増税時期を先送りし、その際に軽減税率を設ける、ということの《信を問う》ことだそうですが、これも、税負担を軽減すると言えば人びとはダマル、と思っているからでしょう。
もしも「信を問う」ならば、「集団的自衛権の拡大解釈」「秘密保護法の制定」「原発再稼働」についてこそ、「信を問う」のがスジというものです。どれも、「普通の人びと」の重大な関心事だからです。

沖縄の人びとは、自らの誇りにかけて、「甘言」に乗らなかった!!
では、ヤマトンチュは???


今日付けの東京新聞のコラム「筆洗」もどうぞ・・・。

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