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ただいま図版編集中

2009-08-20 02:48:07 | その他

信州・松代(まつしろ)に、18世紀につくられた武士の住まいが残っています。
数年前に訪れ、その空間のつくりかたの見事さに驚いたことを覚えています。
教科書などで紹介されている普通の武士住居(たとえば山口・岩国の「目加田家」)とは、かなり異なります。茅葺、一部二階建てです。

重文に指定され、報告書も出ていますので、今回それを取り寄せ、紹介すべくただいま編集中です。しばらく時間をいただきます。


ここ数日、いつもの年の夏休み明けの9月のような天候。気温は低いものの、日照も回復しました。一時どうなることかと思われた稲も、一息ついたようです。上の写真は、最近のたんぼの様子です。

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?・・・・この花、見たことありますか

2009-05-19 11:56:32 | その他

「日本の建物づくりを支えてきた技術」シリーズ、そろそろ終ります。

要は、「継手・仕口」は何のための、何を目的とした工夫だったのか、
それを知ることでした。
そして、それを基に、
「近・現代の科学者」たちが、なぜそれを無視・黙殺してきたのか、彼らは本当に「継手・仕口」を知ってはいなかった、知ろうとしていなかった、
それでいて、今になって、「いい加減な実物大実験をする」など「伝統」に「興味」を示しはじめた、それでもなお、学び直そうともしていない・・・、
その「いい加減さ」を広く開示することでした。

私は、「今」、私たちは、これからの建物づくりの重要な岐路に立っている、と考えます。
なぜなら、科学者を自称する人たちが、これまで以上に、いい加減な実験、いい加減な理論をもって、「日本の建物づくり」を規制したがっているからです。

今、この人たちは、「木造建築の耐震化」に躍起になっています。
ここで気をつける必要があるのは、もし、この人たちの推奨する「耐震補強策」を実施して、地震で壊れたら、どういう責任を彼らがとるのか、ということです(私は、耐震補強の結果、かえって壊れる建物が続出するのではないか、と危惧しています)。
彼らは絶対に責任をとらないでしょう。責任は、多くの前例が示しているように、彼らの「指針」にしたがって設計・施工した設計者・施工者になすり付けられるはずだからです。しかし、建築士のなかには、彼らの主催する講習会(有料です!)に出て「耐震補強技術者」になることを望む人たちが大勢いるようです。本当に責任をもって「補強」ができると、お考えなのでしょうか?

今こそ、それぞれが、「偉い人」の言いなりにはならず、自ら理詰めに考えることを励行する時期なのだ、と私は思います。
それはすなわち、「王様はハダカだ」、あるいは「王様の耳はロバの耳」・・、と「臆面もなく、言い続ける」ことなのだ、と思います。


さて、上の写真は、アザミのようですが、ラッキョウの花畑!なのです。
このあたりでは、ラッキョウ(の根)を収穫するのではなく、「ラッキョウの種」の栽培?をする農家が最近増えています。
ラッキョウの収穫なら、とっくの昔に掘り出すのですが、そのため花が咲くのを目にすることもないのですが、種を採るには花を咲かせなければならない、その畑と花の詳細の写真です。
ラッキョウは、ユリ科の植物とのことです。

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工事中です!

2009-05-13 09:30:31 | その他

アザミが咲きだしました。
中に混じる青紫色の花は、ツユクサ(ムラサキツユクサ)です。

「豊田家」の「仕口」図を作成中です。
非常によく考えた「仕口」なのですが、分解図にするのが難しく、
どうしたら分りやすい図になるか、考えています。
もうしばらく時間を・・・・。

ところで、この数日、「小坂鉱山と足尾銅山」について書いた
大分前の記事に寄られる方が多数おられます。閲覧数の約1割。

   註 『「公害」・・・・足尾鉱山と小坂鉱山』参照

何故なのか、訝っています。
コメント (2)
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続々・休工中

2009-03-26 18:22:03 | その他

別のボケです。
日ごとににぎやかになってきます。
ただ、今日も寒い。

さっき、フクロウの声がひびいた。


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続・休工中

2009-03-25 08:33:20 | その他

今日は冬に逆戻り。
ボケのとなりの「侘助」。椿は山の中のがいい、といつも思う。

今月いっぱいは、休憩タイムです。

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休工中

2009-03-22 16:44:06 | その他

休工中は、花の写真で。

少し早くボケが咲きだした。これは通称黒ボケ。深紅を黒で表現するらしい。
そばでは黒侘助も咲きだしている。

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ただいま図面捜索中

2009-02-27 12:08:36 | その他

次回に触れる予定の「継手・仕口」を使っている建物の、姿ぐらい知りたいと思い、図面などを捜索中です。
もう少し時間がかかりそうです。

外は雪。畑の向うの竹林が煙っている。

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工事中のお知らせ

2009-02-06 19:22:31 | その他

ただいま、次回の図版の作成工事中です。
時間がかかりそうです。
開通までしばらくお待ちください。

近くの神社裏にある梅が、今年はもう咲き出しました。
コメント (2)
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謹賀新年

2009-01-01 00:06:31 | その他

今年も一から学び直すつもりで書きたいと思います。

書きながら、あらためて、知らなかったことが多いな、と感じています。
それで何かをやってきたのだから、いい気なものだ、と考えてもしまいます。

今からでも遅くはない、と気をとり直して、続けるつもりです。

よろしくお付き合いください。
コメント (3)
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雑感・8月15日

2008-08-15 10:44:20 | その他
8月15日になると、疎開先でのその日を思い出す。とにかく暑く、地面はからからに乾いていた。疎開前後の話は、昨年の今日、書いている(「過渡期の体験」)。

記憶と言うのはなかなか面白い。どうでもよいような一瞬が、強烈に残っている。疎開先の8月15日の場合は、からからに乾いた地面。どういうわけかそこに落ちた水滴がつくりだした小さな窪みと土煙。

大分前に日本美術史を専門とする方々に同行させてもらって敦煌を訪ねた。8月だったと思う。まだ観光地化してない頃だったから、宿泊所も完備してなかった。
私は、かんかん照りの中、美術史の方々と別行動をとらせてもらって、近在の農村、と言っても新興の農村だが、を訪ね歩いた。ものすごく暑かったけれども、なかなか面白かった。「住まい」に対する彼我の違い、と言うより、日本で「常識」になっている「住まい」や「建物・建築」に対する考え方の「盲点」を知る機会となった(それについて書いたのが「分解すれば、ものごとが分かるのか・・・・中国西域の住居から」である)。

延々と歩いて宿泊所に戻ったのは、たしか昼下がり。そのとき、突然のにわか雨。にわか雨と言っても、ポツポツと雨滴が落ちてきただけ。それでおしまい。それでもこの季節、珍しいことだという。なにせ年間総降雨量100mm前後という砂漠に近い場所。

雨滴が、からからに乾いた地面に落ちて、小さな窪みと土煙をあげた。そして、突然、疎開先での昭和20年8月15日の昼下がりを思い出したのである。
おそらく、日常というのは、こういうちょっとした一瞬の連続なのかもしれない。

余談だが、その日、私は、今の言葉で言えば「熱中症」にかかった。そして、中国の人たちが、常に水筒にお茶を入れて持ち歩く理由がよく分った。彼らは、水分の補給を怠らないのだ。市場に行けば、目に付くところに、かならず花模様の描かれた水筒や保温ジャーが並んでいた。

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