ちょっと、お休みを・・・。

2012-07-04 14:44:49 | その他


道端のドウダンの茂みのなかに、小さな釣鐘があるのを見つけました。
縁が薄黄色をした蜂の巣でした。小さな蜂が懸命につくっています。6月30日の夕方です。
その前日ごろから、おかしいなと思っていたら、どうやら夏風邪にかかったらしく、ここ数日、熱が37度から下がりません。
そんなわけで、「日本家屋構造」の紹介の続き、編集が手付かずですので、ちょっと休みます。
蜂は、元気にまだ作り続けています。何という名の蜂なのか、まだ分りません。
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寒中お見舞い

2012-01-09 17:56:52 | その他
[追加 10日 17.04]

忘れてしまわないために
毎日 jp の記事にリンク
だって終わってない
原発見直し、根本は問わぬまま 経済優先に草の根の拒絶感」[追加 10日 17.04]

時間があれば、「この国を・・・・11」で紹介した、東 氏、池澤 氏の「見解」もお読みください。

  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

寒中お見舞い申し上げます。

今年は、ここしばらくなかった「寒い冬」になっているように思います。当地では、ここ数日、朝7時で-4度。
それでも、10年ほど前とは違い、まだ水道管の凍結もありません。
立春まであと少し。
陽射しは明らかに変ってきています。

寒中お見舞いのはがきのコピーを載せます。版面は年賀状と同じ。年賀状では「一陽来復」が表題でした。



これは、昨年4月の「建物をつくるとはどういうことか-16」に掲載した地図を再編集したもの。全体小さくて恐縮です。

  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

図面の最終チェック・調整の合間を使って、「 SURRONDINGS について」の続きにとりかかっています。
今回は、先に触れたコルビュジェの初期の設計例を採りあげようと、コルビュジェの設計集を広げています。
久しぶりに見たコルビュジェの初期の設計事例は、私のなかにあった(私が思っていた)イメージとはかなり異なっていました。それでも、初期の事例の方が好ましく思います。
何が異なっていたか、というより、あらためて何に気がついたか、そのあたりのことも含めて書きたいと思っています。
まとまるまでに、もう少し時間がかかりそうです。

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一 陽 来 復

2012-01-01 16:27:02 | その他
年末からかなり寒い日が続いていますが、陽あたりのよい場所では、もう芽吹きの用意が進んでいます。
道端のドウダンツツジ。
一昨年夏の猛暑で、だいぶ弱っていましたが、少しばかり回復してきたようです。





今年もよろしくお願いいたします。
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感想・・・・強いリーダー?

2011-06-18 10:59:27 | その他


梅雨のなか、いろいろな花が咲きだしています。
これはキハギ。
すさまじく成長力のある木です。いまごろから夏の間、ずっと咲き続けます。

  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

昨今、強いリーダーを望む《論調・意見》が、政界や一部のメディアに見られます。
私は危惧を感じています。第二次大戦前の頃を想起させるからです。

私は、昭和16年、開戦時4歳でした。詳しくその時代の空気を知っているわけではありません。ただ、戦時中そして昭和20年以降を通して、世の中の「変節」「ご都合主義」を、詳しく見てきました。子どもだったから、かえってよく素直に見えたのかもしれません。
だから、強いリーダーを求める「深意」に、危惧を感じるのです。

そして、強いリーダーでありたいと考える「リーダーを自認する方がた」は、その「補完」として、数をたのみにしようとします。数の多少でものごとを決めるのが民主主義だと思い込んでいる。だいたい、「大政党」からしてそういう気配。ことによると、数の大小が真実を決める、とでも思っているのでは、と考えたくなります。「ものごとの『理』」には目を遣らない・・・。それでいて科学技術を云々する・・・。

そういう《リーダー》願望人が関西や中部圏の知事や市長にいるようです。
どうみても、国家統制をよしとする種族、大政翼賛会志向の人間のように、私には思えます。君が代斉唱を条例で定めてしまったり、鳥取県の議員数は6人でいい、などと言うところに、その気配が窺われます。いずれも私より、若い方です。

そんな折、香山リカ氏が、ダイアモンド・オンラインで、その点について明解に「解説」していました。下記からアクセスできます。

「強いリーダーは必要か」

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とり急ぎ

2011-03-15 15:44:29 | その他
震災被害、想像を絶するものがあります。

亡くなられたきわめて多くの方がたに哀悼の意をささげますとともに、
被災された方がたの無事をお祈りいたします。

今週末、19日土曜日に水戸で開催予定でした
茨城県建築士事務所協会主催の「建築設計講座(講習会)」は、
現下の状況に鑑み、とりやめにすることにいたしました。

今後の予定などについては、
おって建築士事務所協会から連絡があります。

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閑話・・・・スライス:slice

2011-03-10 20:18:53 | その他
スライスという語で、何をイメージしますか?
チーズやハムやパン・・・。どうも食品によく見かける。

おっ、これも確かにスライス:slice だ、と「感激した」話。

昨年の暮受けた町の健康診断で、「要精密検診」、という結果をもらいました。部位は、胸部。X線写真で、肺に影が見える、とのこと。
1月になって、X線写真の直接撮影とCT( computerized tomography )撮影を受診。
何ともなさそうだが、念のために2ヵ月後にもう一度CTを、ということで、今週月曜、時ならぬ雪の降りしきるなか出かけて再度受診。
この写真は、その翌日の朝の風景。筑波が小さく見えています。



昨日、水曜日に結果が分りました。現在のところOK。気になるようだったら、念のために2ヶ月後にもう一度診てみましょう、ということになりました。

そのCTの「診療費明細書」をあらためて見ていて、そこに「スライス」の語を見つけたのです!

「胸部CT撮影 16列以上マルチスライス型機器電子画像(コンピュータ断層撮影診断)」
何層も切って撮影するからスライス撮影、ということなのでしょう。

外国語を日本語にすると、大抵、「難しい」語に変ってしまう。
何層にも切って撮影するからというわけで、向こうでは日常語の slice を使っているのに、日本語では「断層」になる。
パソコンの mouse だって、もしも日本で発明されていたとしたら、たとえネズミに似ているからといって「ねずみ」とは名付けなかったでしょう。何と名付けるか、興味が湧きます。
「いい訳」が見つからなくて、「マウス」になった・・・。「いい訳」とは、「しかつめらしい」語のこと。
中国では何と呼んでいるのかナ。

どうも、明治に西欧の文物を紹介するときから、こういう「性癖」が日本に生まれたような気がします。
江戸時代の語は、もっと身近な言葉を使っている。
明治以降、「やさしいこと」もわざと難しく言うようになった。何のために?「権威」のために・・・。

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ミス・・・!

2011-03-05 08:10:30 | その他


1日は、冷たい雨。2日は強風、3日、4日と低温。今朝も厚い氷が張って、昨日よりも冷たい空気・・・。

3月1日以降、当地にも「ひかり」が入りました。
本当は、その日に切り替わるはずでしたが、当方の手続きミスで、ネットへの接続は、3日にずれこみました。

冷たい雨の降りしきる3月1日、工事をされる方は、その雨に濡れながら、約1時間半。
電話は無事「ひかり」に切り替わりましたが、ネットのサーバーへの手続きを当方がミス。切り替わらない!

3日の午後、何とかつながった!
いささかくたびれました。

そこへきて、障碍者居住棟の設計図・最終まとめ、水戸の研修会・次回配布資料作成、それに確定申告・・・といろいろ重なってきてしまい、あたふたしてます。
“CONSERVATION of TIMBER BUILDINGS” の続きも、工事が少しも進んでいません!

もうしばらく時間をいただきます。


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日曜の朝

2011-02-20 11:36:59 | その他
昨日、水戸の会合を終え、ひとまず、ほっと一息。体勢を立て直します。

今朝の毎日新聞書評欄に、気になる書物の書評が載っていました。
以下がその全文です。



医療についての話ではありますが、「人のかかわる事象」に共通する問題のように思えます。「人のかかわる事象」は、すべからく、本質的に「複雑系」に他ならないからです。

わざわざ「複雑系」という概念が使われるのは、本来輻輳し、複雑であるのが当たり前の世の中の事象を、「まったくの《便宜・都合》で単純化した《公式》」だけで把える《方法》:著者はこれを 「偽りの分かりやすさ」 と言っています:が、大手を振って歩いているからだと思います。

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ちょっといい話

2011-02-02 18:43:17 | その他


“CONSERVATION of TIMBER BUILDINGS” の続きを編集工事中です。
その合間に、「いい話」を見つけたのでお知らせします。

「権利」(英語 right の訳語)は誤解の元だ、「権理」が語義に合う、という話です。
下記をご覧ください。
  ブログ「リベラル21」 
  http://lib21.blog96.fc2.com/
  の2月1日付け
  松野町夫氏(翻訳家)の書かれた『権利は「権理」としたほうがよい』という記事です。

日本語は、漢字という表意文字を使っています。語が意を伝えてしまうということ。
日本の science 観を変形させたのも、「科学」という訳語が一因。
「権利」という訳語も、right を誤解させてしまっているのではないか、というのです。
ご一読ください。

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重ね着の季節!

2011-01-26 12:46:59 | その他
寒い! 空気が冷たい!
その中、近くのお宅の紅梅、これだけ先に咲いています。
そういう種類なのかもしれません。



さて、
重なっている一枚は、昨日何とかクリア。
あと二枚。いずれも今月中にクリアしたいのが願望!

ゆえに、今週は、更新をお休みにさせていただきます。

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工事の遅れ

2011-01-18 20:03:08 | その他
先週末から、いろいろと重なり、「建物をつくるとはどういうことか-13」の工事が遅れています。もう少し。

そのつなぎに、庭先の風景。

    

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謹賀新年

2011-01-04 12:49:19 | その他


静かです。
遠景が霞んでいます。
雲も春の雲の形に近い。
一陽来復。一日一日と、日の入りが確実に伸びています。
ただ、風はまだ冷たい。


今年もよろしくお願いします。
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年の瀬 雑感-2: 自 然

2010-12-29 10:40:42 | その他


「野の仏」の近くで撮った写真。
もう少し近づくと、こんな様子。



畑の表面です。
大型の耕運機で耕したばかり、つい最近まで平坦だった。
何か作物をつくるための準備ではなく、雑草がはびこるのを避けるための耕運。

これは地割れではありません。先日の時ならぬ暴風雨の際、雨水がつくった水の道の姿。
埋まっていたマルチのビニールの残材が顔を出しています。
あちらこちらの畑でも同じ光景に会います。

この土は、典型的な関東ローム層。数十m掘っても、こんな土です。山砂として重宝する土質らしく、掘られた跡があちこちにあります。乾くと、もう少し黄色っぽくなります。黄土色。

畑の全貌が下の写真。奥の方が北になります。



手前は谷地田へ向って下っています。
じっくりと眺めていると、測量をしなくても、水の道の付き方から、その土地の性向:傾斜の実相:等高線のおおよその姿が見えてきます。

耕運機で土を均質にほぐし、ほぼ平坦に均しても、決して完全・絶対に均質になることや、平坦になることはありません。
それで当たり前。だから、こういうことが起きる。

見ていると、最初のうち土に浸み込んでいた雨水は、そのうち浸みこまなくなり、探していたかのように水は僅かな低地を見つけ、そこに水溜りをつくります。一帯の大きさに応じて、いくつもできます。

まわりから見て、そこが最も低い場合はそのまま水溜りが大きくなるだけですが、もっと低い所がまわりにあると、あるとき、水はそれが分っていたかのように、あたりの中で「弱い」場所を選んで、そちらへ向って流れだします。
水の道は、一帯の大きさにより、1本から数本になります。この畑は、著しい。
部分だけクローズアップすると、あたかも「大峡谷」のよう。

相対的に弱いところ弱いところへと、水は重力に素直に従って下ってゆき、できた溝は深く深くなってゆきます。
それはまるで、「地形の誕生の実験」をしているかのようです。
川はどういう所を流れるのか、平野はどのようにできるのか、なぜ川の河口が「湾」を形づくるのか・・・・も、よく分ります。
川のまわりの平野は、地盤が悪い。それは、川が運んだ堆積物のためだけではなく、元々、弱い地質・地盤のところなのです。だから川道ができた。
逆に言うと、強い地質・地盤のところは侵蝕に耐える。私の居る霞ヶ浦に飛び出している出島や房総半島もその一例。
房総半島の南端に暮す方が、茨城県沖や千葉県東北部、茨城県南部を震源とする地震でも、揺れを感じない、と語っています。逆に、遠方の地震で揺れるのだそうです。地盤が堅固らしい。

畑の侵蝕を防ぐ手立ては、地表が露わにならないこと。
ダムをつくってもだめです。土嚢を積んで防ごうとした畑もありましたが、うまくいっていません。「自然」はそれこそ人智を超える。
農業者は皆よく知っている。畑は道路よりも一段高くする。道路から水が流れこまない(後から道路が造成され、畑が一段低くなっているところもありますが、そういうところは苦労しています)。
ただ、土が道路に流れ出る。時折り、掬い上げる。それでも決して擁壁はつくらない。ダムになり畑が水溜りになるからです。

耕作物がよく育ち、あるいは雑草が繁っているときには、こういうことは滅多には起きません。
農閑期のこの季節、普通はこういうことは起きません。裸地でも問題がない。この季節にしては、雨の量が異常だったのです。
この季節、普段なら、強い風で乾燥した土が舞い上がる。この写真で奥に見える青い帯は、防風ネット。ソラマメ畑を風から護っています。ススキの穂が、この季節の風の向きを物語っています。

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工事遅延のお知らせ

2010-12-15 17:47:04 | その他


18日の資料の編集に思いのほか手間取り、今日上げるはずだった「建物をつくるとは・・・10」、遅れています。

そこで、写真で隙間を埋めます。
柿を食べに鳥たちが来る頃になりました。これは、少し前の状態。今は渋柿だけ残ってます。
山茶花にはメジロ、ホオジロが来ています。

今日は寒くなりました・・。もしかしたら明日は氷が張るかも。

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所感・・・・ある棟梁を偲ぶ

2010-09-21 07:39:51 | その他


八月の初め、私もお世話になった棟梁が亡くなられた。各界に顔の広い方だった。
葬儀は密葬で行なわれ、いずれ「偲ぶ会」を開くとのことだった。
その「偲ぶ会」の案内が、先日送られてきた。
読んで、私は仰天した。

私は、てっきり、棟梁のかつての仕事場:加工場:かどこかで、そこで永らく棟梁を支えてきた多くの職方も集まって偲ぶ、そんな会の姿を想像していた。
なぜなら、彼らがいなければ棟梁だって仕事ができなかったはずだし、彼らだって棟梁に鍛えられた数々の想い出があり、いろいろ想うことがあるはずだ、と思ったからである。

まったく違っていた。
そういった方がたはきわめて出にくいに違いない、多数の、棟梁に「世話になった」、あるいは棟梁を「利用した」人びとが集まって、新宿の高級ホテルで開くのだそうである。

仰天するのは私の勝手である。ただ、そういう「世界」に私が馴染めないだけのこと。
しかし、私はそこに、今の建築界の縮図を見る思いがした。

私は、遠くで静かに偲びたい旨、返信の葉書に書いて、欠席することにした。

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