らくしゅみ

写真や音楽、その他気の向くままに綴ってみたいと思います。 楽に趣味をらくしゅみ。

永井博

2008年03月20日 | 大滝詠一

もうかなり経ってしまいましたが、漸く本屋に行く事が出来、買って来ました。永井博

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その昔 A LONG VACATIONなる本を買って以来、どうも人生踏み外してしまったというか何というか。

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どちらの本も、帯は松本隆が文を書いています。同名のレコードを聞きまくったのはもちろんですが、永遠が見えると言うのでしょうか、何でもない風景なのですが風の音が聞こえる様な、音楽が聞こえる様なそんな感じがします。

イラストレーションという雑誌で永井博の特集を組んだ時に、空の青の深みを出す為に何回も色を重ねたと書いてあった(と、思ったんだけど本が見つからない)。当時私は35mm判のカメラでコダクロームを使っていたので、『あぁ、コダクロームの色だ、空が黒く見えるんだよなぁ』と、思った事を覚えています。

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大滝詠一のシングルは永井博のイラストだったので一生懸命買いました。左の二枚は曲がA面B面が入れ替わっているだけで、内容的には何の変化もないのですが、イラストが違うだけで買ってしまいました。所謂ジャケ買いです。当時購入をかなり悩んだのですがそれを突き破るだけの魅力がイラストと大滝詠一の歌には有りました。私はレコード会社の思うツボの客でしたが、でもレコード会社も気が引けたのか、一枚はクリアーな透明なシングル盤でした。

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さらばシベリア鉄道のジャケットなんかは誰でも描けそうな気がします。が、とても好きです。当時絵を描いている人に向かって、『良いよなぁ、絵は、簡単で。』と言って、嫌な顔をされた事がありましたが、それも懐かしい思い出です。もちろん絵が写真と比べて簡単とかそんな表面的な事を言った訳ではありません。

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レコードジャケットは正方形なので、ハッセルブラッドで撮影したものの様に見え、いつかこんな写真が撮ってみたいと思っていました。

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永井博の絵と有れば片っ端から買った様な気がしますが(もちろんすべてを網羅するなんてそんな気はありません)、聞かないのに買うのはどうかなと思った一枚です。いや、もちろん聞きましたよ、でも心に残らないんだな、これが。

 

他にも色々有るのですが、今回は発見出来ませんでした。次回を乞うご期待。ま、それよりホームページを見て下さい。