らくしゅみ

写真や音楽、その他気の向くままに綴ってみたいと思います。 楽に趣味をらくしゅみ。

PRIMO-JR プリモジュニア ヤシカマット124G YASHICA MAT-124G

2010年08月24日 | カメラ

先日私のグログにNagaさんよりコメントを頂きました。ありがとうございます。その内容はコメントを読んで頂くとして、結果を載せます。

Model66_01

モデル66とあるので私は6x6用であると勝手に認識していました。ですが私のブログに書いてある通りに、6x6で撮影すると四隅がケラレます。

当然そこでこれは4x4用のコンバージョンではないかとの疑問が湧き上がる訳ですが、それも違います。

Model66_02

着くか着かないかでいくと、当然30.5なので装着可能です。

Model66_03

もちろん裏が有って、テイクレンズの装着は可能ですが、ビューレンズのマウントに干渉してしまいます。

Model66_04

分かりますか?

Model66_05

つまり、ビューレンズと、テイクレンズは同時装着出来ないということです。それを使えないか、使えるかと判断するのは私ではありません。

Model66_06

テイクレンズを先に着けるとビューレンズがこんな具合に追い出されてしまいます。

Model66_07

ビューレンズを先に着けるとテイクレンズが装着出来ません。

Model66_08

お互いのマウントを加工して着く様にしても、ビューレンズとテイクレンズが近過ぎて干渉してしまう様な気がしますが、正確な所は分かりません。

 

結論は、『使えなくはないけれど、実用的ではない。』でしょうか。テイクレンズのみを持ち歩いて、ビューレンズ側に着けて構図を確認。後にテイクレンズ側に装着し直して撮影。これが何の改造も無しで出来る事です。ですがこの撮り方では三脚が必要になるでしょう。4x4のカメラでそれはどうでしょう? せっかくのコンパクトが台無しです。ワイドが欲しいという気持ちは充分分かりますが、このサイズのカメラが廃れて行った理由がそこ(だけではありませんが)にある様な気がします。もちろん現代なら違う答えがあるとは思いますが。