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生きること:過去と未来とエスペラントと

Tのお城は1.5畳

2024-04-09 16:38:43 | 家族・友人・私
 昨日は3番目の孫の中学校の入学式でした。弟が二人いるので私は留守番に行きした。息子のところにたまには訪問するけれど私は、ダイニングキチンで用事を済ませて帰ります。息子家族の生活にあれこれと口出しはしたくないのです!

 昨日は居間に入ると部屋の片隅がよれよれの段ボールで仕切られていました。仕切りの中の中心はTの学習テーブル。そこは彼が建設したお城でした。段ボールはセロテープやプラスチック製のネジで結合されていました。なんとくぐり戸までついていました。弟のSはその中に入りたいようです。よれよれになった段ボールをTのすきを見てはひねって切り取りとていました。家族間の約束としてSにはそこに入る権利がないようでした。Sが段ボールの端をむしる採るたびにやめろよと言いながらTはちぎれた段ボールを拾って、仕切りの隅にはおいてある大きなビニール袋いれています。多分、段ボールの外は散らかさないと言う約束があるのでしょう。

 息子たちの家は広くはありません。兄MとTは2階の6畳まで寝ていますが、そこはMの学習場所でもあるので似中はMが独占しています。Tはどうやってこの1.5畳を獲得したのだろうと思ったのですが、日本語のにがてなTから聞くことはできませんでした。段ボールは近くのスーパーに行き、お店の人にお願いしてもらってきたということです。日本語が苦手なのそれでもスーパーに行くという行動力、そして大人相手に交渉すると言うか
お願いするコミニケーション力があることは嬉しいことです。

 大きな段ボールのくずが入った袋をどうするのかと尋ねたらキャンプファイヤ―がしたいということでした。

 狭い住宅街ではキャンプファイヤーはできないこと。学校の校庭など広い場所でするときでも日時を決めて消防署の許可を得てからすること。許可なしですると煙を見て消防車がやってくると話すと、消防車かあ、と溜息をついていました。

 帰る時持って行ってと大きなビニール袋を2個渡されました。それを車に積んで帰宅しました。

 私はTの想像している世界をしりたかったですね。

 
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