glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

それでも、ぼくらは歌う

2016-10-05 07:27:13 | 平和
 10月2日放送のシリア難民のドイツでの暮らしを主に描いたドキュメンタリーフィルムです。録画してあったのです気が重くなって幾度か中断しました。小さな町で音楽教師を夢見ていた青年が内戦で多くの住民が逃げ出した町で残った人たちを励まそうと街頭にピアノを持ち出して子どもたちと音楽活動をしていました。その活動はユーチューブで流されて世界中に知れ渡ったそうです。ISが侵入しピアノも破壊され、家族を残して彼はドイツに脱出。支援者に助けられてシリアを知ってもらうために音楽活動を続けます。彼は妻と子供をドイツに呼び寄せることに成功しますが、彼の周りの、滞在許可が降りていない若い難民たちも出てきます。彼らの多くはパレスチナ難民としていシリアに渡り、そこでも居場所を失った人たちでした。

 今、ヨーロッパは難民問題で揺れています。今日のニュースではシリア政府軍はアレッポが反政府軍の拠点だあるとして攻勢を強めているそうです。
 日本に難民が押し寄せることはないのでしょうか。北朝鮮がもし崩壊し、北朝鮮人が日本になだれ込むと云うことは単なる空想ではありません。現実に起こりうることです。北朝鮮から木造の小船で渡った来られることは流れ着く漁船の例を見ても確かです。その時私達はドイツ国民のように寛容に受け入れることができるのでしょうか。他人事ではなく、現実的にとらえ、考えておくべきことかもしれません。

 
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