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生きること:過去と未来とエスペラントと

ラオス:子どもの成長は?

2012-02-27 09:58:07 | 家族・友人・私

 ラオス人の面倒みの良さは赤ちゃんにとっては最適と思われます。ですが、その後はどうなるのかと考えてみました。家族内だけでは刺激も少ないように思はれます。知的な好奇心、その発達はどうなのでしょう!

 いつでしたか、アメリカにおける白人と黒人の子どもの発達について読んだ事があります。幼少期、黒人は情が細かく面倒みが良く、子どもの知的発達は白人の子どもと比べて遜色がない、時には優れているのですが、青年期になると白人の方がよくなるという報告でした。黒人の両親は子の成長と共に知的な働きかけをしなくなるからだそうです。

 ラオスの場合はどうなるのでしょうね。放任主義には見えませんでしたが、外部からの刺激は少ないように感じました。学校への行き来は親がします。暑くて外で遊ぶことはほとんどないでしょう!まして友人との交流は学校外では少ないでしょう。という事は家族の伝統的生活は踏襲できても他人から学ぶことは少ないと言えるでしょう。孫はどんな大人になるのでしょうか。大人になった彼に会ってみたいものです。

 頭をお洗ってもらって上機嫌!これから身体を洗うところです。日本と違ってオイルを丁寧に肌に刷り込んでいました。その後ゆっくりとお湯の中でオイルを洗い流していました。おそらく石鹸を使うと皮膚が乾燥しすぎるのでしょう!

 助手が3人。孫の従姉たちです。仕事を取られたくないかのように小さなミウが居間からタオルを持って来て、叔母に手渡すまでしっかりと抱えていました。母親の手際のよい事。彼女もきっと独身の頃に甥姪にお湯を使わせたことがあるのでしょう!

 夕方、珍しく子どもの声がしたので外を覗いたら、男の子たちが日の陰ってきた中庭で自転車で遊んでいました。私の視線を感じるとすぐにどこかに消えました。凄くシャイなのです。

コメント (4)
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