glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

鳩山氏の母

2009-11-26 07:33:45 | 雑感
  鳩山氏への偽装献金問題で鳩山政権の頭上に暗雲が立ち込め始めています。昨日のニュースで鳩山氏の母親が毎月1500万円と言う巨額の献金をしていたと聞き唖然としました。そして鳩山氏がお金の事は秘書に任せていたのでわかりませんと言う言葉にも驚きます。まるで雲上の人です。

 今、年金だけで生活している人は日本中に何人いるか、どれだけの年金をもらっているか私にはわかりません。しかし国民年金だけと言う人も多く居るはずです。私は短い間でしたが厚生年金に加入していました。それが加算されても介護保険料を引くと毎月私の受け取る額は7万円になりません。夫の年金も有るので食事に事欠くと言う事はありませんが、一人暮らしの職業を持たなかった女性の国民年金は似たような額ではないかと思われます。

 1500万円と言えばそのような人たち2000人分の月収に値するのです。なんという金銭感覚、驚きです。
 この金の何分の一かを彼女がNPOでも立ちあげて、あるいは寄付として温暖化防止とか国内における社会的弱者の為に、あるいは発展途上国の貧困撲滅の為に使うとかしていたなら、たとえそれが売名行為的であったとしても息子の足を引っ張ると言う事は無かったはずです。

 大金持ちの息子にもっともっとと金を与え続けるとは母親としては全く愚かです。そしてそんな母親の行為を見過ごしていた息子が唱える『友愛』と言う言葉は絵に描いた餅、あるいは砂上の楼閣、空論に見えてきます。どこまで実行し、どんな結果を出すのか注視したですね。

 
コメント (4)
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