少しだけ小さくなったフェラーリF12

 これまでのF599に代わるV型12気筒エンジンをフロントに搭載したフェラーリのフラッグシップモデル、「F12ベルリネッタ」が登場した。これまでのF+排気量を示す3桁の数字ではなく、V型12気筒エンジンを搭載していることを表すごくシンプルなネーミングとなっての登場だ。

 そのV12のボディサイズはF599に比べ全長が47mm短く、全幅が20mm狭く、全高が63mm低くと、わずかに小さくなってはいるが、それでも全長4618mm、全幅1942mmと、峠道を「ヒラリヒラリ」と走るにはやや大柄。パワーがあるのに燃費は良くなったし、引き締まったスタイルも申し分ないのだが、この柄の大きさで今回もまたパスだな。残念。

 と云う訳で、今日の一枚はなかなかお気に入りのフェラーリを入手できないでいる郷秋<Gauche>が唯一所有するフェラーリ126C2。No.27のこのマシンはジル・ビルニューブが駆ったマシンだが、左右で取付位置を僅かに違えたリアウイングは、レギュレーション違反とされたはず。

 

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